某大手パワービルダーの新築の住宅診断 ~ 防火違反の欠陥発見と是正の報告

某大手パワービルダーの新築で欠陥住宅を発見

屋根裏の防火違反は多い

大手や中小企業に限らず発見される防火違反

先日、某有名パワービルダーの新築分譲住宅で欠陥を発見して、是正工事(改善工事)を指摘して、欠陥箇所を改善して頂いたので、事例としてご紹介いたします。

私どもが欠陥箇所を指摘したところ誠実に改善工事をして頂けましたので、ハウスメーカーの会社名は伏せさせて頂きます。

私どもでは、新築分譲住宅の場合、内覧~引渡しまで合計4回の住宅診断を実施します。

1回目は、内覧時に住宅診断を実施ます。

2回目では、契約前に小屋裏(天井裏)も含めて詳細な住宅診断を実施します。

今回の欠陥事例は、2回目の住宅診断で小屋裏を検査したところ、本来、防火のために施行しなければならない石膏ボードが未施工であったため、防火違反の建物として、新築分譲会社である売主に対して指摘させて頂きました。

売主側の営業担当者自体が、私どもが指摘している事について、最初は、理解出来なかったようですが、建築基準法について私どもで丁寧に説明を

させて頂き、理解が出来たようで、施工部門に話を通して、引渡しまでに改善工事をすると約束頂けました。

この度、私どもの4回目の住宅診断で改善工事(是正工事)が完了している事を確認する事が出来たので、無事に買主様へお引き渡しをする事が出来ました。


【 ご利用の流れ 】~完成物件の購入を検討中の場合


欠陥指摘の概要

建築基準法22条区域や準防火地域に木造住宅を建築する場合、外部との境目の外壁は、防火仕様の建材を用いて施工しなければならなく、本物件の場合は、石膏ボードの施行が必要になります。しかし、事情は定かではありませんが、今回、その石膏ボードが施行されておりませんでした。
そこで、私どもでは、防火違反の状態を是正するために、引渡しまでに石膏ボードを施行するよう指摘させて頂きました。

住宅購入を検討している皆さまへ伝えたいこと

一般に営業マンが「役所の検査」と言う、建築確認検査機関が行なう「完了検査」では、このような小屋裏(天井裏)の通常見えない部分については検査しないため、新築であっても世間には、このような防火違反の物件が多く流通しています。
このような防火違反は、通常生活する分には、問題はありませんが、万一、自宅が火災、または、燐家が火災になった場合は、延焼しやすく非常に危険な欠陥建物であると言えます。
住宅を購入する場合は、必ず、小屋裏(天井裏)を覗いて、必要な防火措置がされている建物かを確認してから契約する事を強くお薦め致します。


【欠陥住宅の実例】小屋裏や天井裏に隠れた欠陥『防火違反』