中古マンション(鉄筋コンクリート)の欠陥に注意 ~ 爆裂現象と白華現象とは?

中古マンションの欠陥を住宅診断で発見

鉄筋コンクリートの欠陥とは?

今週の住宅診断では、コンクリートの劣化に伴う不具合が事例が目立ちました🔍
コンクリート打ち立ての表面的な白華現象は、問題ありませんが、古くなったコンクリートのヒビ割れ部分の内部からの白華は要注意です。

爆裂現象とは?

爆裂現象
↑爆裂現象↑
コンクリートに発生したひび割れ部分から空気と水分が侵入して内部の鉄筋を劣化(錆)を誘発します。鉄筋が錆びると体積が膨張して、その膨張圧力によりコンクリートが内部から破裂します。この現象を爆裂現象と言います。

白華現象とは?

白華現象

↑白華現象1↑
コンクリートやモルタルの表面上に発生する白い模様のことを白華現象(エフロレッセンスといいます。
これは、セメント中に含まれる炭酸カルシウム成分が水に溶けて表面に現れてます。
打設時に現れることが多いですが、コンクリート圧縮強度的には問題はありません。

白華現象

↑白華現象2↑
ただし、ひび割れの中から湧き出てくるような白華現象は、コンクリートの劣化が進展している可能性が高いので注意が必要です。

適切に修繕工事が行われていない可能性を疑う

中古マンションとしての将来の資産価値に差が出る

中古マンションを見学に行って、エントランス、廊下、階段、ベランダなど鉄筋コンクリート造の構造部分で、写真のような爆裂現象や白華現象を確認できた場合は、適切に修繕工事がされていない可能性があります。
築年数40年以上の高経年化した中古マンションでは、適切に修繕工事が実施されている物件と、されていない物件の差が将来の資産価値に大きく影響しますので、契約する前には専門家の住宅診断だけでなく過去の修繕履歴や修繕積立金の多寡を確認する必要があります。


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