2022年3月 住宅ローン金利情報
~全銀行で金利上昇 / ウクライナ戦争の影響~

2022年3月 住宅ローン金利情報
~全銀行で金利上昇 / ウクライナ戦争の影響~

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第397-1回目(2022年3月3日放送分 前半)となります。

今回の話題

2022年3月 住宅ローン金利情報
~全銀行で金利上昇 / ウクライナ戦争の影響~

以下は、動画の内容に関連した情報です。
より詳しく知りたい方は、是非動画をご覧ください。



2022年3月:主な金融機関の住宅ローン金利

みずほ銀行
 変動:0.375% / 10年固定:0.85% / 35年固定:1.17%
三井住友銀行
 変動:0.475% / 10年固定:1.35% / 35年固定:1.57%
三菱UFJ銀行
 変動:0.475% / 10年固定:0.89% / 35年固定:1.80%
りそな銀行
 変動:0.47% / 10年固定:0.795% / 35年固定:0.995%
中央ろうきん
 変動:0.625% / 10年固定:0.80% / 35年固定:1.25%
住信SBIネット銀行
 変動:0.39% / 10年固定:0.7% / 35年固定:1.59%
ペイペイ銀行
 変動:0.38% / 10年固定:0.690% / 35年固定:1.56%
auじぶん銀行
 変動:0.389% / 10年固定:0.695% / 35年固定:1.59%
ほか、各金融機関の金利表はこちら↓

各金融機関の最新住宅ローン金利表

変動金利で、今月最も低い金利の金融機関

  • みずほ銀行:0.375%(最優遇金利が適用された場合)
  • ペイペイ銀行:0.380%
  • auじぶん銀行:0.389%
条件次第ではauじぶん銀行が最も低金利になります。

auじぶん銀行は、auのスマホとじぶん電気を使うと、変動金利が0.298%になります。 この条件が合う人であれば、auじぶん銀行が最強に低金利です。

参考:auじぶん銀行 – au金利優遇割


ほぼ全ての銀行で固定金利が上昇しました

大手銀行の住宅ローン金利
画像引用:共同通信

三菱UFJ銀行など3メガバンクは28日、3月に適用する住宅ローン金利を発表した。固定型10年の基準金利は三菱UFJ銀が3.54%、三井住友銀行が3.55%、みずほ銀行が2.95%で、いずれも2月から引き上げ約6年半ぶりの高水準となる。目安になる長期金利の上昇などを踏まえた。

三井住友信託銀行やりそな銀行も引き上げ、それぞれ3.05%、3.45%だった。

実際に顧客へ貸し出す金利だと、主力の固定型10年の最優遇金利で5行全てが引き上げた。低い順に三井住友信託銀0.70%、りそな銀0.85%、三菱UFJ銀0.89%、みずほ銀1.05%、三井住友銀1.35%。

出典:共同通信 -住宅ローン金利、引き上げ 3メガバンクの固定10年

固定型の基準金利は軒並み上昇

変動金利には動きがありませんが、固定型の基準金利は、3月に入り軒並み上昇しています。

基準金利とは、メーカー希望小売価格のようなものです。
つまり、商品の定価が値上げされたような感じです。

固定金利だけが上昇している理由

同じ住宅ローンであっても、変動金利と固定金利では、金利が決まる仕組みが違うからです。

変動金利は、日銀の政策金利に連動しています。
日銀の政策金利は、消費者物価指数に影響します。

消費者物価指数が、前年比2%上昇となれば、日銀は、政策金利を引き上げる可能性が高くなります。
そうなると、住宅ローンの変動金利が高くなる可能性が高くなります。

総務省統計局のホームページで確認

総務省統計局のホームページにて、2022年2月25日に公表された、東京都区部の2022年2月分の中旬速報値を確認しました。

  • ・総合指数は、前年同月比は、1.0%の上昇、前月比では、0.5%の上昇
  • ・生鮮食品を除く総合指数は、前年同月比は、0.5%の上昇、前月比では、0.3%の上昇
  • ・生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数では、前年同月比は0.6%の下落、前月比では0.1%の上昇

この数値を見る限りでは、まだ日銀の目標値の2%には至っていないので、政策金利の利上げは行わない見通しです。
そのため、変動金利は、まだ、上昇しないと言えます。

一方、固定金利は、長期国債金利に連動します。
長期国債金利は、金融市場に敏感に反応します。
そのため、住宅ローンでは、10年固定などの長期固定金利の方が、変動金利よりも、先に上昇します。

参考:総務省統計局 – 2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2022年(令和4年)2月分(中旬速報値)2022年2月25日公表


ロシアによるウクライナへの軍事進攻からくる今後の影響

物価の上昇で住宅ローンの超低金利が終わる可能性

戦争は、エネルギーだけでなく、食料、原材料など物不足を招きます。
物の価格は、需要と供給で決まりますので、物不足になると物価が上昇します。
そうなると、消費者物価指数も上昇して、変動金利も上昇する可能性が出てきます。

変動金利が目に見えて上昇した時には、既に物価が上昇しています。
その時には、金利だけでなく建築コストも上昇しており、物件価格が更に高くなっている可能性があります。

金利タイプの選択が難しくなります

これから家を買う場合、変動金利にするか固定金利にするか、更に悩ましくなります。

変動金利と固定金利に関する記事はこちらです↓

『変動金利』と『固定金利』の特徴と選び方

住宅ローンが払えないリスクの回避法(前・後編)~ 金利上昇 / 収入減少 / インフレ対策 ~

住宅ローン破綻が嫌なら知っておきたい– 変動金利を選ぶべき人 固定金利を選ぶべき人 –





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