金利急上昇あるか?
経済情勢を見極めて、変動金利にするか固定金利にするかを判断する

戦争→インフレ→格差社会。こんな時代どっちを選ぶ?
~金利急上昇あるか?日銀は金融緩和をつづける。~

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第399-2回目(2022年3月17日放送分 後半)となります。

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戦争→インフレ→格差社会。こんな時代どっちを選ぶ?
 ~金利急上昇あるか?日銀は金融緩和をつづける。~

以下は、動画の内容に関連した情報です。
より詳しく知りたい方は、是非動画をご覧ください。



質問:変動金利の方がいいのでしょうか

YouTubeコメント欄からの質問

YouTubeチャンネルのコメント欄に頂いた質問に回答していきます。

昨年夏に新築に住みはじめました。
フラット35のプランでローンを組み、頭金を半分近く入れたので10年0.6%、10年以降は0.8%の固定金利になりました!

今現在、妹が家を建てようと土地の契約をしましたが、
不動産屋に
「フラットでローン組むなんてあり得ない。」
「社会の情勢もっと勉強した方がいい。」
と完全に馬鹿にされたそうです…

確かに現在固定金利は徐々に値上がりしているので、ローン実行となるおよそ1年後にはどうなっているか分からない所では在りますが、変動の方がやはりいいのでしょうかね…?

妹も頭金が土地建物代金のおよそ半分は用意しているので、フラットの金利優遇は受けられるので、そんなに損なのかな。と不動産屋の言葉で不安になりました。 以上です。

サン さん からの質問

サン さん、ご質問ありがとう御座います。
サンさんご自身は、新居をご購入されたのですね。
ご新居のご購入おめでとう御座います!


どちらを選ぶかは考え方によって異なる

フラット35のメリットを理解しておく

・フラット35は低金利の全期間固定で借りられる。
・将来の金利上昇リスクを回避することができる。

変動金利を選ぶか、長期固定金利を選ぶかは、人それぞれの考え方によって異なります。
フラット35は、低金利の全期間固定金利で借りられます。
そのため、将来金利が急上昇した時のリスクを回避することができます。

営業マンの知識不足も考えられる

結構、不動産会社の営業マンは、フラット35の住宅ローンついて詳しくない人も少なくありません。
よく分かっていないから、
「フラット35なんて使っている人、殆ど居ないですよ。」
的な感じでごまかして、普段使い慣れている銀行ローンを勧めてくる・・・。
という営業マンも結構います。

ですので、真に受ける事はありません。

変動金利と固定金利 特徴と選び方↓

『変動金利』と『固定金利』の特徴と選び方

金利上昇リスクに関して↓

住宅ローンが払えないリスクの回避法~ 金利上昇 / 収入減少 / インフレ対策 ~

長期固定金利は各銀行ともに軒並み上昇

質問者のサンさん自身は、昨年中に0.6%という、長期固定金利としてはかなり低い利率で住宅ローンを組めたとのことですが、これはラッキーなことです。

今年に入って、長期固定金利は各銀行ともに軒並み上昇しています。
長期固定金利は、長期国債金利に連動します。
長期国債金利は、世の中の金融情勢に敏感です。

今後は、日本だけでなく、世界的にインフレになる傾向にあります。
恐らくこの調子ですと、0.6%という低金利で長期固定金利の住宅ローンは、借りられなくなります。

現状では、サンさんは後悔することありません。

各金融機関の今月の住宅ローン金利表↓

各金融機関の最新住宅ローン金利表


来年になってから判断しても遅くありません

これから建築開始で完成が1年後

ご質問者様の妹さんは、これから新築して、完成予定は1年後ということです。

住宅ローンの金利は、実行金利ですので、お引渡し時の経済状況により大きく異なります。
特に、現在、ロシアのウクライナ侵攻により、政治、経済、安全保障については、1ヶ月先も読めない状況です。

変動金利は、日銀の政策金利に連動しますが、日銀は、
「消費者物価指数が前年比2%になっても、賃金上昇を伴う安定的な物価上昇が達成できなければ、金融緩和を続ける。」
と言っています。

これは要するに、
「まだ住宅ローンの変動金利は、高くならないから安心してください。」
と日銀がコメントしているような感じです。

いずれにしても、妹さんの場合は、引渡しが1年後になるとのことです。
それならば、来年になってから経済情勢を見極めて、変動金利にするか固定金利にするかを判断しても遅くはありません。


現時点で1年先の金利状況は誰も予測できない

2022年も早々に色々な事が起きています

去年の今頃(2021年の3月ごろ)、2022年に入って早々に、
・トンガの海底火山が噴火
・ウクライナ侵攻に伴う制裁でロシアが経済破綻するかもしれない

このような状況になると、誰も想像していませんでした。
ですので、来年の今頃も今の私たちには、想像もしていない事が起こっているはずです。

景気が回復すれば金利も上昇する

コロナが完全に収束して、戦争もなく平和になって、原油価格も値下がりして、景気が良くなっていると良いですよね。

しかし、そうなると間違いなく日銀は政策金利を引き上げます。
それに伴って、住宅ローンの変動金利も上昇します。
変動金利が上昇するよりも先に、長期固定金利は、上昇しています。

常日頃からニュースをチェックしておく

いずれにしても、現時点で、1年先の金利状況については、誰も予測できません。

今、出来ることは、常日頃から、消費者物価指数、日銀の政策金利、世界経済のニュース記事をチェックしておくことです。
そして、そのニュースの内容が、ご自身の住宅ローン金利にどのように影響するかなどを考えることが大切です。





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