【変動金利】超低金利はいつまで続く?
日銀の黒田総裁が退任で2023年は金利上昇が開始されるか?

【変動金利】超低金利はいつまで続く?
日銀の黒田総裁が退任で2023年は金利上昇が開始されるか?

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FM76.7MHzフラワーラジオ にて毎週放送!
レギュラー番組:『不動産せんせい田中の教えて!不動産の知恵袋』
第436-1回目 (2022年12月8日放送分 前半)となります。

今回の話題

【変動金利】超低金利はいつまで続く?
日銀の黒田総裁が退任で2023年は金利上昇が開始されるか?

以下は、動画の内容に関連した情報です。
より詳しく知りたい方は、是非動画をご覧ください。



住宅ローンの専門家:塩澤崇氏に伺う

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サッシー

FM鴻巣フラワーラジオ 不動産せんせい田中の『教えて!不動産の知恵袋』
今週は、番組MCのフジコさんがお休みですので、私サッシーがMCをさせて頂きます。

早速ですが、田中先生、モゲ澤先生!
今回は、どんなお話を頂けるのでしょうか?

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田中

今回は、月イチレギュラーのモゲ澤先生に、今後の住宅ローン金利について、お話いただこうかと思います。

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サッシー

そういえば、モゲ澤先生!
先日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトにご出演されていましたよね。

ワールドビジネスサテライトに出演する塩澤氏

ワールドビジネスサテライトに出演する塩澤氏

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塩澤

観てくれたんですね。
ありがとう御座います。

住宅ローンのお話だったら、お任せください!

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田中

モゲ澤先生の経歴は、以下となります。
ご参照ください。

塩澤 崇(しおざわ たかし)さん プロフィール

塩澤 崇

■ 塩澤 崇(しおざわ たかし)
 株式会社 MFS 取締役COO
略歴
2006年東京大学大学院情報理工学系研究科修了(専攻:数理情報学)
2006年モルガン・スタンレー証券株式会社にて住宅ローン証券化ビジネスに参画。
モーゲージバンクの設立やマーケティング戦略立案、当局対応を担当。
2009年ボストン・コンサルティング・グループ入社。
メガバンク・証券・生保の国内営業戦略・アジア進出ロードマップ等の経営コンサルティングに従事
2015年9月よりMFS取締役COO

塩澤 崇 紹介ページ – モゲチェック


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サッシー

さすが専門家!
凄い経歴ですね。


黒田総裁「物価上昇は2023年初めから徐々に減速する」

サムネイル-MCサッシー
サッシー

それでは、本題おねがいいたします!

まずは、私の方で気になった金利に関係しそうなニュースをご紹介します。
田中先生、モゲ澤先生、これについて解説お願いします。

2022年12月2日付の日本経済新聞
黒田総裁『インフレは23年初から減速』というタイトルのニュース記事です。

2022/12/2 日本経済新聞の記事より

黒田総裁「インフレは23年初から減速」

2022年12月2日付 日本経済新聞

日銀の黒田東彦総裁は2日、「物価上昇は2023年初めから徐々に減速する」との見通しを示した。
各国の金融引き締めやウクライナ危機など世界経済をめぐる不確実性は高いとした上で、「23年通年では(上昇率が)2%を下回る」と語った。

ASEANプラス3マクロ経済調査事務局が主催するイベントに、ビデオ形式でメッセージを寄せた。
足元で市場関係者から金融危機の再発を懸念する声が浮上していることについて、「現時点ではリスクは大きくない」との見方を示した。
もっとも今後、「先進国におけるインフレが更なる金融引き締めにつながる可能性もあり、油断はできない」とも述べた。

サムネイル-田中
田中

日銀の黒田総裁が、『2023年は物価上昇が減速して、インフレ率2%を下回る見通しを示した。』という内容の記事ですね。

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サッシー

今、モノの価格が凄く上昇しているのに、来年になると物価上昇が減速して、再びインフレ率2%を切ってしまう。というのは、にわかに信じ難いのですが・・・
どう思いますか?

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田中

そうですね。
ただ、『各国の金融引き締めやウクライナ危機など世界経済をめぐる不確実性は高い。』とも、黒田総裁は語っています。

モゲ澤先生、
『来年、日銀の黒田総裁が退任したら、日本でも、金利が上昇するのではないか?』
と、いうことが世間で話題になっていますが、どう思いますか?

サムネイル-塩澤
塩澤

はい。 先日も『ヘンテコ記事に物申す』というお話をさせて頂きましたが、年が明けると、ますます金利関連の記事が増えてくると思います。

ロジックが崩壊している住宅ローン記事にモノ申す!

【住宅ローン】来春の金利上昇を先取り!? 円高・日銀・物価高・・・ ロジックが崩壊している住宅ローン記事にモノ申す!


住宅ローンの金利は日銀の金融政策に強く影響を受ける

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田中

確かに、住宅ローンの金利は日銀の金融政策に強く影響を受けますから、これから家を買おうと検討している人は、皆さん知っておくべきニュースだと思います。

さて、モゲ澤先生!
日銀総裁の選定方法や任期というのは、どのようになっているのでしょうか?

このあたりが分かると、今後、リスナーの皆さんも、この手のニュース記事を目にした時に分かりやすいかと思います。

日銀総裁の任期と選定方法

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塩澤

そうですね。
それでは、まず、日銀総裁の任期や選定方法から説明しますね。

現在、黒田総裁は2回目の任期です。

2013年 3月20日〜2018年4月9日までが1回目。
ちょうどアベノミクスの時代です。

そして現在は平成35(2023)年4月8日までが任期となっています。

黒田総裁は78歳という高齢のため、3選目は無いと考えられています。
ですので、来年4月の新総裁誕生に注目が集まっているのです。

サムネイル-田中
田中

次の総裁って誰になるのでしょうね?

次の日銀総裁は誰になるのか

サムネイル-塩澤
塩澤

候補としては
・雨宮副総裁(67)
・前副総裁の中曽大和総研理事長(68)
が有力視されています。

雨宮さんも、中曽さんもともに日銀出身。
雨宮さんは金融政策の企画担当が長く、早くから『将来の総裁候補』と言われてきた人です。
黒田総裁とともに、理事や副総裁として大規模金融緩和を支えています。
中曽さんは黒田総裁就任時の13年から5年間副総裁を務めています。

2008年のリーマン・ショック時は金融市場局長として危機対応したことに加え、国際経験が豊富で海外の中央銀行にもネットワークがあります。
両者とも金融のプロフェッショナルです。

サムネイル-田中
田中

住宅ローンの専門家というより、日銀マニアみたいですね。

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塩澤

確かにそうかもしれませんね。

余談なんですけど・・・
実は就職活動で日本銀行を受けたことがあります。
大学OBと吉祥寺のとんかつ屋でご飯を食べたのですが、その後に面接の電話がかかってこず、OB訪問であえなく終了となりました。

OB訪問の何がダメだったのか未だにわからないのですが、ひょっとして調子にのって極上ヒレカツとかを頼んでしまったのかも知れませんね。
何を頼んだかもう覚えていないですが・・・。

というわけで、日銀には少しご縁があります。

サムネイル-田中
田中

我々凡人は、就職活動で日銀を受ける発想すらないですよね・・・。

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サッシー

ないですね~。
ホントですよ~。


日銀と住宅ローン金利の関係

金利には総裁の意向が反映

サムネイル-塩澤
塩澤

ただ、この国で金利を決めるのは日銀です。
そして、日銀の中でも総裁の意向が極めて強く反映されます。

ですので、変動金利を検討している、もしくは借りている住宅ローンユーザーにとっては、日銀総裁が次誰になるのかは極めて重要なトピックです。
しっかりとウォッチすることをオススメします。

サムネイル-田中
田中

確かに、その通りですよね!
この番組でも、これから住宅ローンを検討している人のためにも、日銀総裁の行方や、金利の動向について、しっかり皆さまにお知らせしていきますね。

日銀総裁の人事には政府の意向が反映

サムネイル-田中
田中

それは大切ですね!

また、日銀総裁の人事を決めるのは政府です。
国会に提示し、審議されます。

ですので、日銀総裁については岸田首相の意向が反映されます。

岸田首相は過去に『新しい資本主義』を掲げて経済政策に岸田色を出そうとしました。
しかしながら、金融関係者から総スカンをくらって引っ込めたことがあります。

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田中

あれは抽象的過ぎて分かり難かったですね。

サムネイル-塩澤
塩澤

そういった前例もありますので、今回の日銀総裁を決める際にも、金融緩和の方針を変えることなく、低金利政策の継続を見据えた人事にする。と考えています。


日銀総裁が交代したら住宅ローンの金利は上昇するのか

サムネイル-田中
田中

なるほど。
もし、日銀総裁が交代したら、利上げ、要するに住宅ローンの金利は上がってしまうのでしょうか?

サムネイル-塩澤
塩澤

多くの方は
『日銀総裁が交代したら利上げするんじゃないの?』
と不安に思われていると思います。

ですが、雨宮さんになろうと中曽さんになろうと、現在の低金利政策は変わらないです。
理由は賃金の持続的な上昇がまだ見られないからです。

サムネイル-田中
田中

コストプッシュ型のインフレでは、持続的な賃金上昇には結びつかない。ということですね。

サムネイル-塩澤
塩澤

そういうことです。

金利上昇には酔い経済サイクルが不可欠

サムネイル-塩澤
塩澤
良い経済サイクル

良い経済サイクル

以前この番組でお伝えしたことがありますが、日銀は『賃金上昇→需要増大→物価上昇』という良い経済のサイクルが回るまで低金利政策を継続します。
この中で欠けているものは賃金の上昇です。

日本は過去30年間賃金があがっていません。

日本の平均賃金は相当低い

サムネイル-田中
田中

そうですね。
OECDのデータでも分かるように、日本の平均賃金は、世界と比べても、相当低いです。

画像引用OECD – 平均賃金 (Average wage)
サムネイル-田中
田中

赤いラインが日本。
青いラインがOECD加盟国の平均です。

せめて、日本も、この平均値くらいまでになって欲しいですよね。

サムネイル-塩澤
塩澤

確かにそうですね。

現在、来年春の賃上げ交渉『春闘』がフォーカスされつつあります。
もし春闘で賃金が上がると低金利政策をすぐにやめるのかというと、そうではないと考えています。

企業が賃上げする理由が重要です。
物価が上がっているから賃金も上げてあげなきゃ、という企業からの“お情け”要素が強いのであれば、今後の継続的な賃金上昇は見込めません。

なぜならば、2023年以降は原発の再稼働や海外資源価格の落ち着きもあり、物価上昇は落ち着きます。
そうなったら賃金を上げる理由がなくなるからです。

サムネイル-田中
田中

そうなると、先程のニュース記事で黒田総裁が述べていたように、『2023年はインフレ率2%を切る可能性が高い。』ということなのですね。

サムネイル-塩澤
塩澤

そうです。

サムネイル-田中
田中

ということは、
『持続的な賃金上昇も達成できないから、すぐに金利が上昇する可能性が低い。』
と言うことですか?

サムネイル-塩澤
塩澤

そうですね。
そういうことになりますね。


今後、日本の景気が良くなるためのポイント

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田中

それでは、今後、日本の景気が良くなるためのポイントなどはありますか?

サムネイル-塩澤
塩澤

それは、日本企業が新しい産業などの儲かるタネを見つけて、今後も継続的に収益を伸ばせるかがポイントです。

現在成長が著しいのはITですが、残念ながら米国や中国の企業が強く、日本企業は存在感が薄い状態です。
どこまで日本企業が収益を伸ばせられるかは未知数です。

サムネイル-田中
田中

なるほど。
そういうことですね。
これから、家を買おうとしている人は、世の中の経済指標ニュースなどを常にチェックして、住宅ローンを検討する必要があると思います。

とは言っても、何をどのようにチェックすれば良いか分からないし、そんなの面倒くさいと思う人も少なくないと思います。
そのような人のために、私とモゲ澤先生で、皆さまの住宅購入に役立つ情報をご提供しています。

サムネイル-塩澤
塩澤

ぜひ『住宅ローンアナリスト塩澤』チャンネルも宜しくお願いします。

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住宅ローンアナリスト塩澤チャンネル

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サッシー

前半は以上になります。
ありがとう御座いました

【変動金利】超低金利はいつまで続く?



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