【住宅ローン】2023年3月の専門家イチ推しは〇〇銀行!
~金利だけでなく審査や借りた後の柔軟性にも注目~
【住宅ローン】2023年3月の専門家イチ推しは〇〇銀行!
金利だけでなく審査や借りた後の柔軟性にも注目
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【住宅ローン】2023年3月の専門家イチ推しは〇〇銀行!
金利だけでなく審査や借りた後の柔軟性にも注目
塩澤崇氏に今月の住宅ローンについてお話を伺う


本日は、月イチレギュラーの『モゲ澤先生』こと、住宅ローン比較サービス『モゲチェック』 を運営している株式会社MFSの取締役COOの塩澤崇先生にお越しいただきました。
モゲ澤先生のキラキラな経歴は、以下↓をご覧ください。
塩澤 崇(しおざわ たかし)さん プロフィール
■ 塩澤 崇(しおざわ たかし)
株式会社 MFS 取締役COO
略歴
2006年 | 東京大学大学院情報理工学系研究科修了(専攻:数理情報学) |
---|---|
2006年 | モルガン・スタンレー証券株式会社にて住宅ローン証券化ビジネスに参画。 モーゲージバンクの設立やマーケティング戦略立案、当局対応を担当。 |
2009年 | ボストン・コンサルティング・グループ入社。 メガバンク・証券・生保の国内営業戦略・アジア進出ロードマップ等の経営コンサルティングに従事 |
2015年 | 9月よりMFS取締役COO |
塩澤 崇 紹介ページ – モゲチェック

よろしくお願いします!
モゲ澤先生のYouTubeチャンネル

ところで、モゲ澤先生のYouTubeチャンネル 観てますよ~。

モゲ澤先生(塩澤崇)YouTubeチャンネル

観てくれました?
■銀行本店で住宅ローン担当者に取材しています

SBI新生銀行やみずほ銀行の本店で、住宅ローンの担当者に説明してもらうだけでなく、YouTubeにまで出演してもらうのはなかなか難しいですよね。

銀行の担当者と対談するモゲ澤先生の動画

なかなか難易度の高いことをやらせて頂けました。

普通、支店担当者レベルでは、「本部の許可が・・・。」とか言って出演してもらえないですからね。

そうなんですよ。

さすがモゲ澤先生ですね。
金利差以外の部分に着目して住宅ローンを選ぶ

それでは、本日はどんなお話を頂けるのでしょうか?

いつも月初は、
『最新の住宅ローン金利のお知らせ』ということで、
金利が低い順のランキング形式で各銀行の住宅ローンをご紹介していますが、
今回は少し趣向を変えてみようかと思います。

毎月の恒例をやらないのですか?

もちろん、今月の最新金利はご紹介します。
ただ、そのランキング形式でのご紹介も、正直、毎月あまり代り映えしない銀行ばかりじゃないですか。
低金利ランキング上位は代わり映えしない

上位はネット銀行の独壇場ですからね~。

そうなんです。
だいたいつも
- 1位:auじぶん銀行
- 2位:PayPay銀行 または SBI新生銀行
- その次:住信SBIネット銀行やみずほ銀行
私が言うのも何ですが、上位5行の金利差は極わずかで返済額の違いも、正直言うと、もはや誤差と言える程度だと思うんですよ。

正直、この上位5行の金利差なら、どの銀行を選んでも間違いではないと思います。

そうなんです。
それに、変動金利の基準金利は、全く変化していません。

確かに、変動の基準金利は、日銀の政策金利の影響を受けます。
現状では、日銀の政策金利を利上げする予定はありませんので、変動金利が上昇することはありません。

そうですよね。
銀行間の顧客獲得競争のために各銀行がキャンペーン金利を打ち出して、微妙に適用金利が調整される程度です。

確かに、毎月同じネット銀行を紹介していますよね。

多分、それについては、ぶっちゃけリスナーさんも、少し飽きてきたと思うんですよ。
「この上位5行なら、どこの銀行を選んでも大差ない・・・。」
と、考えるリスナーさんも結構いると思うんです。
これって、こっちのスーパーは卵が1円安いとか比べているのと同じで、何か本質的な部分とは、ちょっと違う感じがしてきたんですよね。

それ、ここで言っちゃいますか!?

ちょっと、ぶっちゃけ過ぎましたかね。
ただ、先日モゲ澤先生がUPした『みずほ銀行に直撃取材』 の動画を観て思ったんです。
小さな金利差だけに注目するのではなく、もっと本質的な部分に注目して、住宅ローンを選ぶべきじゃないかなと・・・。
本質は『借りた後の条件や使い勝手』

なるほど。
田中先生の言う本質とは?

先日の動画で、みずほ銀行の本店の部長さんが言っていた『借りた後の使い勝手』という部分ですかね~。

住宅ローンの返済は長期にわたりますので、借りた後の条件や使い勝手は非常に大切ですよね。

ちょっと話が少し脱線するかもしれませんが・・・。
先日、25年以上前に私が担当したお客様から、
「住宅ローンが払い終わったので、夫婦で老人ホームに入りたいから自宅の売却を検討している。」
というご相談を受けたんですよ。

ずいぶんと昔のお客様からも相談が来るのですね。

25年以上前となると独立する前で、会社勤めの頃のお客様です。
今の私の連絡先など当然知りません。
ただ、その頃の名刺を大切に保管されていたそうで『田中勲』の名前で検索して見つけてくれたということです。

田中先生もモゲ澤先生も、お名前でGoogle検索すると、たくさんヒットしますよね。

本名・顔出しで責任をもって発言しています
お二人とも本名顔出しですから、匿名ユーチューバーとは信頼性が違いますね。

本名顔出しで勝負しています!

まさに私のゼロシステムズと、モゲ澤先生のモゲチェックは、お互いにライフワークですからね。

そのとおりです。
人生かけてます!

スイマセン。
お話を元に戻します。
要するに何が言いたかったかというと・・・
私は不動産業界に入って30年近く経つのですが、
私が最初に携わったお客様は、住宅ローンをそろそろ完済している。
それだけの時が流れたということなんですよ。

住宅ローンの返済期間は長期にわたり、人生の大部分を占めるということです。
そのため、金利も大切ですが、住宅ローンを選ぶときは、借りた後の条件や使い勝手も非常に大切であるということを、最近常々実感しているんです。

それは大切ですね。

『住宅ローンを選ぶときには、金利以外にも大切なことがあるのではないか?』
ということです。
当然、0.01%でも低い金利を選ぶことは、最終的に支払い利息の総額に直結しますので、非常に重要ですが・・・。

適用金利以外にも
- ・保証料や事務手数料など当初にかかる初期費用
- ・団信の充実度だけでなく加入しやすさ
- ・返済のしやすさ

そこで今回は、
毎月恒例の金利ランキングをサラッとご紹介して、
最後に、モゲ澤先生が、今月注目している総合的に条件が良さそうな住宅ローンを1行だけ紹介して頂こうかと思います。

承知しました。
総合的に条件が良さそうな住宅ローンを1つ選ぶ

まず、今月の住宅ローン変動金利が低いベスト5です。
いずれも最優遇が適用された場合という条件で発表します。
自己資金比率、返済比率、勤務先などの条件によって、最優遇金利が適用されない場合もあります。
2023年3月 住宅ローン変動金利が低いベスト5
- 第1位・auじぶん銀行:0.289%
- 第2位・SBI新生銀行:0.320%
- 第3位・PayPay銀行:0.349%
- 第4位・みずほ銀行:0.375%
- 第4位・住信SBIネット銀行(対面型):0.375%
- 第5位・イオン銀行:0.380%

さて、モゲ澤先生。
今月、総合的に条件が良さそうな住宅ローンを1つご紹介いただくとすると、どこの銀行になりますか?

今月、私が注目する銀行は・・・

スイマセン!
ちょっと待ってください。
多分、モゲ澤先生は金利と団信を重視して、いつもどおりauじぶん銀行あたりを紹介しそうなので、条件をひねります。

えっ!?
田中先生は、私にauじぶん銀行と言わせたくないのですか!?

そういう訳ではないんですけど・・・、
金利0.289%のauじぶん銀行だと、当たり前すぎて面白くないじゃないですか?

ですのでユーザーの設定は、以下のようにします。
ユーザーの設定

標準的な家庭を想定
- 年齢:35歳
- 勤務先:ごく普通の中小企業
- 年収:550万円
- 勤続年数:3年
- ・頭金は少なく諸費用分のみ自己資金で出すという前提で入金額3,300万円
- ・埼玉県の郊外で新築一戸建てを購入

とても普通な設定ですね。

ゼロシステムズの仲介を利用して家を購入される、標準的な家庭を想定してみました。

なるほど。

モゲ澤先生。
この条件でも大丈夫ですか?

は、はい。
今まさにモゲチェック中です。

それでは、今月モゲ澤先生が注目する条件が良い住宅ローンは?
モゲ澤先生が注目する住宅ローン


モゲ澤先生はSBI新生銀行をオススメ
私は
SBI新生銀行:0.320%
を推します。

理由は、以下の3点です。
- ・携帯や電気などのオプションをつけなくても0.3%台前半の金利であること
- ・がん団信を0.1%でつけられること
- ・審査が柔軟であること

auじぶん銀行は各キャンペーンを適用すると1位です。
しかし、キャンペーン無しの金利では、SBI新生銀行が1位ですね。

確かに、ゼロシステムズでも新生銀行を利用する人が増えてきました。
田中先生が注目する住宅ローン


田中先生は りそな銀行 全期間固定をオススメ
ちなみに私が今月注目している住宅ローンは
りそな銀行 全期間固定金利:1.465%
です。
モゲ澤先生が考えるロジック

モゲ澤先生は、
- ① バブル世代が定年退職をするまでは、日本では賃金上昇ができない。
- ② 日銀は、政策金利を利上げすることは出来ない。
- ③ 変動金利は上昇しない

そうですね。
- ・賃金上昇
- ・需要の拡大
- ・物価の上昇
- ・賃金上昇

モゲ澤先生のおっしゃる通り、私も、今後の日本では人口減少とともに需要も減少しますので、低金利政策は続くと思います。

出典:Yahoo!ニュース(Bloomberg) – 22年の出生数が80万人割り込み過去最少、自然減は過去最大に-厚労省
ただ、理屈では理解していても、住宅ローンを借りる身になると、
「日銀はいつ金融政策を転換するか?」と、いうような報道がされる度に
「もしかして金利が上昇するのでは?」と、心配になる人も多いと思います。

メディアからの取材でも「いつ金利は上昇する?」というような質問を良く受けます。

35年という長期にわたり住宅ローンを組んで、金利上昇に関する報道がされる度に心配するというのは、精神衛生上良くないし、気持ち的に耐えられない。
という人も結構多いかと思います。
住宅は、投資的な要素はありますが、一番の目的は、安心して幸せに住むことだと思います。
そのような性格の人は、迷わず、35年全期間固定を選んだ方が良いと思います。
上記の理由から、私は、全期間固定金利が最も低い銀行の一つである、りそな銀行を今月の注目の住宅ローンとしてご紹介しました。
まとめ:モゲ澤先生 田中先生 それぞれの今月オススメ住宅ローン

なるほど。
今回のまとめとして、お二人それぞれのオススメは・・・
- モゲ澤先生
- 変動金利:0.32% SBI新生銀行
- 田中先生
- 固定金利:1.465% りそな銀行
ということですね?

そういうことになりますね。

それでは、前半はここまでとなります。
モゲ澤先生、田中先生。
ありがとう御座いました。
番組後半も宜しくお願いします。
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