住宅診断の専門家が行う現地立会い(内覧会)ゼロシステムズ
現地立会い(3回目の住宅診断)
現地立会いとは、一般的に「内覧会」とも呼ばれ、お引渡し日の2週間ほど前に実施する建物の最終確認の機会です。ゼロシステムズでは、この現地立会いを『3回目の住宅診断』という位置づけとして、住宅診断の専門家スタッフが最終チェックをしています。
1.現地立会い時の方法と流れ
既に1回目と2回目の住宅診断を実施し、大きな欠陥や不具合がないことを確認したうえで、3回目の住宅診断を迎えています。
そのため、3回目の住宅診断では、主に表面上の不具合(傷・汚れ・隙間の類)を中心にチェックする作業になります。
ゼロシステムズのスタッフは、現地立会いで、表面上の不具合(傷・汚れ・隙間など)の見落としを出来る限り防ぐために、お約束の時間よりも1時間ほど早く到着して、事前チェックを実施しています。
買主様は、お約束の時間に現地到着しましたら、当社スタッフにお声がけください。
ご挨拶をすませましたら、当社スタッフが既にチェックした是正箇所をご説明いたします。
買主様は、この傷チェックに関しては、当社スタッフにある程度お任せいただいても問題ございません。
※現地立会いには、原則として売主ビルダーの担当者も同席します。その場合、売主ビルダー側の進行やルールを尊重しながら対応いたします。なお、担当者の同席の有無にかかわらず、是正が必要な箇所については適宜確認・指摘いたしますので、ご安心ください。
2.一般的な現地立会いとゼロシステムズの違い
一般的な内覧会では、買主様ご自身で傷や不具合の最終チェックを行うため、見つけられる指摘事項は多くても5~10箇所程度にとどまります。
一方で、3回目の住宅診断と位置付けたゼロシステムズの現地立会いでは、当社スタッフが約束の時間より1時間ほど早く現地に入室して掃除をしながら傷チェックを開始しています。
この掃除は、単に室内を清潔にすることが目的ではなく、傷や汚れを発見しやすくするために行うものです。
これにより、一見きれいに見える新築であっても、通常は、少なくとも20~30箇所ほどの指摘事項を発見・記録しています。
また、既にゼロシステムズでは、2回目の住宅診断を完了して、構造的な欠陥は無いという結果のもと、この現地立会い日を迎えております。
そのため、この現地立会いでは、表面上の不具合を中心にチェックします。
2回目の住宅診断(契約前)について詳しく見るゼロシステムズの住宅診断ページへ →3.傷のチェックは専門家スタッフにお任せください
ゼロシステムズのスタッフと買主様の役割分担
住宅診断のプロではない買主様が「すべて自分で見つけなければ」と傷を探そうとされると、どうしても膨大な時間と労力がかかってしまいます。
また、施工上の許容範囲内である微細な隙間などに気を取られ、かえって疲れてしまい住宅購入の精神的な負担が増してしまうことも少なくありません。
一般的に大手ビルダーが売主の場合、現地立会いに使える時間の目安はおおよそ1時間半~2時間程度です。
この限られた時間の中で、建物全体の細かなチェックに関しては、ゼロシステムズのスタッフに全面的にお任せください。
そのため、ゼロシステムズの専門家スタッフは、1時間ほど早く現地に入室して作業を開始しているため、当日は実質3時間ほどかけてチェックしていますので、ご安心ください。
買主様は、住宅設備の取扱説明を受けながら、普段生活する中で目につく場所を中心に確認いただき、気になる部位があれば、追加でご指摘いただくというスタンスで大丈夫です。
また、家具家電設置のための採寸などは、傷チェックが完了後に必要に応じて30分程度のお時間を設けますので、ご遠慮なくお申し出ください。
そのため、買主様としては、この現地立会いが、「新生活を迎えるための準備の時間」として有効にご活用いただければと思います。
4.ゼロシステムズが物件を診ている時間
ゼロシステムズでは、お客様が購入しようとしている物件を、各専門家スタッフが時間をかけて調査・検査しています。
合計:約10時間
これ以外にも、
- 物件調査(役所、法務局、水道局、現地で道路と越境確認):約3時間以上
- 耐震診断:約2時間以上
多くの専門家スタッフが、内覧からお引渡しまでに延べ15時間以上かけて、住宅診断・耐震診断・物件調査を実施し購入後のトラブル防止に心がけています。
買主様が参加する現地立会い(3回目の住宅診断)は、その中の一部となりますが、ゼロシステムズの診断業務を体感していただけますと幸いです。
5.3回目の住宅診断の重要性
新築でも傷・汚れ・隙間の類は「保証対象外」
新築一戸建てでは、以下のような保証が標準でついています。
- 10年保証:構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分
- 5年保証:シロアリ被害
- 2年保証:その他(床の傾斜、再現性のある軋み、建付け不良、給排水管からの水漏れなど)
一方で、傷、汚れ、隙間の類は保証対象外となっています。
現地立会い日以降に発見された、傷・汚れ・隙間の類は、売主の保証対象外となります。
これは、建売住宅に限らず、注文住宅でも同様です。
現地立会い時に発見できれば売主の責任で補修
傷・汚れ・隙間の類であっても、引渡し前の現地立会い時で発見されれば、売主側で是正してもらうことができます。
そのため、傷・汚れ・隙間の有無の確認作業として、現地立会いが一つの線引きとなり、住宅診断の専門家スタッフの目線が重要となります。
6.現地立会い時に発見される不具合例
ゼロシステムズで現地立会いを行うと、通常、新築であっても以下のような不具合を少なくとも20~30箇所ほど発見します。
ただし、その多くはクロスの擦れや建具の小傷など、構造や日常生活に影響しない軽微なものです。
欠陥住宅という意味ではなく、お引渡し前に仕上がりを整えるための確認事項ですので、ご安心ください。
現地立会いで発見される事例
- クロスの隙間、傷、擦れ
- 階段・床・扉など建具の傷、ガタツキ
- 床下のゴミや残存物、水漏れ
- 玄関ドア・サッシの傷
- 外壁の傷や汚れ
- 浴室や浴槽内の傷や汚れ
発見した不具合の箇所は、図面に反映し売主と共有して、原則、引渡しまでに売主側の責任で是正していただきます。
7.積極的に指摘すべき不具合と、指摘しても合理的でない不具合
建物のすべての箇所の傷や汚れを、同じ熱量で探す必要はありません。また、住宅診断は粗探しではありません。
現地立会い時での傷チェックでは「メリハリ」が大切です。
現地立会い時に、力を入れてチェックすべきなのは、「日常の暮らしの中で自然と目がいく場所」です。
例えば、毎日使う玄関、家族が集まるリビング、トイレに座ったときに正面に見える壁やドアなどです。
こうした場所にある傷や隙間は、住み始めてからも目につきやすく、ストレスになるという方もいるため、特に入念にチェックしています。
一方で、クローゼットや押入れなどの収納内部、あるいは家具や家電を置いて隠れてしまうような場所は、時間をかけて傷を探して綺麗に補修してもらったとしても、家具や家電の設置時に、再び傷が付いてしまう可能性もあります。
当然、目立つような傷や隙間があれば、そのような部分でも指摘をします。しかし、そのような箇所を入念にチェックして微細な傷などを指摘するということは、あまり合理的ではありません。
積極的に指摘すべきもの
- 玄関、居室、LDK、トイレ、階段、浴室、ベランダなどの傷や汚れ
- 光の当たり方に関わらず、1mくらい離れた位置からでも目立つ傷・汚れ・隙間
- 床や階段の軋み音
- 床下のゴミや残置物
- 扉やサッシの建付け不良や開閉時の異音
- 部分的でも1000分の5を超える不陸
指摘が必ずしも合理的ではないもの
- 収納内部や家具家電を設置すると隠れるような箇所の微細な傷
- 季節により伸縮するような微細なクロスの隙間
- 光を当てないと見えないような擦り傷や不陸・段差
- コンクリートやモルタルの構造上支障がない表層クラック
※構造的な問題や越境物などについては、立会い前の住宅診断で発見して是正依頼しているため、ここではあえて記載していません。
8.傷はどうやって是正するのか?
通常、是正工事は、原則、部材交換ではなく、リペア専門の補修業者が対応します。
床リペアの代表的な手順
- 傷を削る
- 専用パテで平らにする
- 周囲と色を合わせる
- 木目を再現する
- 周囲と艶を合わせる
このような方法でリペアしますので、深い傷の方が補修しやすく、逆に表面上の擦り傷のようなものは、かえって補修しない方が良いとアドバイスすることがあります。
9.4回目の住宅診断とは?
ゼロシステムズでは、売主の承諾のもと、お引渡し日の数日前に当社スタッフのみで現地に入室し、1つひとつ丁寧に是正完了確認を行います。
これをゼロシステムズでは、4回目の住宅診断と位置付けています。
指摘箇所が20~30箇所ほどある場合、この段階で3~5箇所程度の是正未完了箇所が残っていることは珍しくありません。
是正未完了箇所が発見した場合は、その箇所も図面に反映して売主と共有し、改めて売主側の責任で是正していただきます。
傷・汚れ・隙間など、生活に支障がない箇所のみが是正未完了の場合は、原則として、予定どおりお引渡し手続きを進めます。
その場合、買主様がご在宅の日時に合わせて売主側がリペア業者を手配し、お引渡し後に是正していただきます。

