賃貸と持家の損益分岐点を無料でシミュレーション

現在の家賃を支払い続けた場合と、住宅ローンまたは現金でマイホームを購入した場合の生涯住居費を比較する無料シミュレーターです。

現在の年齢、性別、購入物件価格、住宅ローン借入額、返済期間、想定金利、維持管理費、物価上昇率、現在の家賃、引越し周期などを入力すると、賃貸と持家の生涯総支出と、累計住居費が逆転する年齢を試算できます。

家賃と住宅ローン返済額だけでなく、将来の家賃上昇、更新料、引越し費用、入居諸費用、固定資産税、火災・地震保険、大規模修繕なども考慮して比較します。

賃貸と持家で比較する費用

賃貸にかかる費用

  • 毎月の家賃
  • 2年ごとの更新料
  • 引越し費用
  • 入居諸費用
  • 物価上昇による将来の家賃上昇

持家にかかる費用

  • 購入物件価格
  • 住宅ローンの元金と利息
  • 固定資産税
  • 火災保険・地震保険
  • 大規模修繕などを含む維持管理費
  • 維持管理費に対する物価上昇の影響

住宅損益分岐点シミュレーター

下記の入力項目をご自身の条件に変更すると、試算結果が自動的に更新されます。

01

条件を入力

現在と検討中の住まいについて入力してください。結果は自動更新されます。

購入方法
性別
寿命シナリオ
02

シミュレーション結果

生涯住居費を抑えられる試算
年齢別の住居費支払累計
比較に使用する予測年齢
寿命シナリオの詳細を見る

医療技術の進歩や生活環境の変化による長寿命化を考慮した、本シミュレーター独自のAI予測値です。この年齢まで、居住費を支払う前提で計算しています。

年代・性別ごとの寿命シナリオ(歳)
現在の年代男性女性
下限予測値上限下限予測値上限
20代969810099101103
30代9496989799101
40代909294939597
50代868890919395
60代848688899193
70代828486889092
80代81.3581.3581.3587.3387.3387.33
03

計算の詳細

入力条件に基づく支出内訳です。

賃貸

賃貸初期費用(家賃5か月分)
家賃総額
更新料
引越し・入居諸費用
賃貸の支払総額

持家

購入時諸費用(一般的な不動産会社)
頭金・現金購入額
毎月のローン返済
ローン返済総額
維持管理費総額
持家の支払総額
購入先による諸費用を比較

購入時諸費用は物件価格の7%で概算しています。

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家賃の推移を見る(物価上昇率2%を考慮)
時点年齢区分月額家賃

損益分岐点の計算について

現在の年齢から予測年齢まで、賃貸を続けた場合と現在持家を購入した場合の住居費を月ごとに積み上げ、両者の累計支払額が逆転する年齢を損益分岐点として算出します。

家賃の上昇と更新料

家賃は2年間据え置き、更新後の月から入力された物価上昇率の2年分を反映します。更新料は、新しい居住期間が始まる月に、その時点の家賃1か月分を計上します。

引越し費用と入居諸費用

入力された引越し周期ごとに、引越し費用15万円と、その時点の家賃5か月分の入居諸費用を計上します。これらの費用にも物価上昇率を反映します。

持家の維持管理費

持家の維持管理費(月額積立額)には、固定資産税、火災保険、地震保険、大規模修繕などの費用を含むものとして計算します。維持管理費には、入力された物価上昇率を反映します。

住宅ローン返済額

住宅ローン返済額は元利均等返済で計算し、返済期間中の返済額には物価上昇率を反映しません。返済期間は最長50年、完済時年齢は80歳までとし、入力された返済期間で80歳を超える場合は、現在の年齢から80歳までの期間に短縮して再計算します。

予測平均寿命について

将来の医療技術や生活環境の発展を仮定し、現在の年代と性別から「下限・予測値・上限」の3つの寿命シナリオを設定します。それぞれの年齢まで住み続けた場合の生涯住居費を比較できます。

20~70代の数値は、本シミュレーターが将来の医療・生活環境などを仮定して設定した未来予測です。80代については、現時点の平均寿命である男性81.35歳、女性87.33歳を参考値として併記しています。

総支出だけでは測れない住まいの価値

持家の価値

持家には、将来の住居を「終の棲み処」として確保できることに加え、家族が帰れる実家や生活の拠点をつくれるという価値があります。

また、将来売却することで、老後資金などのまとまった資金を得られる可能性もあります。こうした安心感や資産としての価値は、総支出だけでは測れない持家ならではのメリットです。

賃貸の価値

賃貸には、転勤や家族構成、収入、暮らし方の変化に合わせて住み替えやすいという価値があります。また、多額の購入資金や長期の住宅ローンを抱えず、建物の老朽化や資産価値の下落といった所有リスクを直接負いにくい点もメリットです。

一方で、住み続ける限り家賃の支払いが続き、住居が家族の資産として残らないため、将来の住居確保や家族の生活拠点を重視する場合は、持家も含めて検討することが大切です。

ご利用上の注意

本シミュレーターは、入力条件と設定された比較期間に基づく概算です。将来の家賃、物価、金利、維持管理費、修繕費、平均寿命などを保証するものではありません。

購入時諸費用は、一般的な不動産会社では物件価格の7%を概算値として計上しています。住宅ローンの繰上返済、住宅ローン控除、団体信用生命保険の効果、物件の売却価格、売却諸費用などは、生涯住居費の比較に含めていません。

実際に住宅を購入する場合は、住宅ローンの返済可能額、購入諸費用、将来の修繕計画、家族構成や働き方の変化なども含めて総合的にご判断ください。

賃貸と持家の損益分岐点に関するよくある質問

賃貸と持家は、結局どちらが得ですか?

現在の家賃、物件価格、住宅ローン金利、返済期間、維持管理費、物価上昇率、現在の年齢などによって結果は異なります。本シミュレーターでは、入力された条件をもとに生涯住居費を比較します。

損益分岐点とは何ですか?

本シミュレーターにおける損益分岐点は、現在から支払う賃貸と持家の累計住居費が逆転する年齢です。

住宅ローン返済額に物価上昇率は反映されますか?

住宅ローン返済額は固定して計算し、物価上昇率は反映しません。家賃、更新料、引越し費用、入居諸費用、持家の維持管理費には物価上昇率を反映します。

物件の売却価格は計算に含まれますか?

物件の将来の売却価格は、生涯住居費の比較に含めていません。立地、築年数、建物状態、不動産市場などによって売却価格が大きく変わるためです。

維持管理費には何が含まれますか?

固定資産税、火災保険、地震保険、大規模修繕など、持家を維持するために必要となる費用を月額積立額として入力します。

本シミュレーター製作者・執筆者

田中 勲

宅建士・ホームインスペクター・FP

詳しいプロフィール 著書『こんな建売住宅は買うな』幻冬舎

公開日:2026年7月28日
最終更新日:2026年8月18日