【Check 01】
建物の形が極端に縦長や1階部分に大きな空間がないことを確認する。
(地震に弱い可能性)

未確認事項の注意点と確認方法


注意点

極端に細長かったりビルトインガレージのある建物。
または歪(いびつ)な建物では、壁量バランスが悪く建物にねじれや歪み(ゆがみ)が生じやすくなり耐震性能が低くなる傾向にあります。

住宅性能評価を受けていない物件では、建築基準法で定められた耐震性能が数値ギリギリで建てられていることもありますので大地震の時には建物に損傷が発生する恐れがあります。

このような物件では、新築であっても購入前に一級建築士による耐震診断を実施することを推奨します。

確認方法

販売広告や図面にて建物の形を確認します。
建物の形はシンプルな正方形である方が地震に強い家になります。

ゼロシステムズの調査

ゼロシステムズの仲介で新築(建売住宅)を購入される方には、必ず耐震診断を実施します。
ゼロシステムズで採用している一般診断法による耐震診断は、各物件ごとに異なる耐震性能を「耐震評点」という単位で数値化します。

耐震評点は、建築基準法どおりであれば1.00となり、1.00を上回れば地震に強い建物という考え方となります。

耐震評点は、壁量バランスで決まりますので、同じハウスメーカーや現場であっても、各物件ごとに異なります。
例えば、1号棟の耐震評点は1.49、2号棟の耐震評点は1.62ということもあります。

地震が頻発している日本において、ご自身が購入する物件が、どれくらい地震に強い家なのかを知るのは大切なことです。