【Check 07】
隣接地からの越境物に有無について十分に確認する。
(境界トラブルの可能性)

未確認事項の注意点と確認方法

越境イメージ
隣接しているブロック塀

注意点

越境物がある場合、売主と隣地所有者の間で覚書を交わしていない場合では、後々トラブルが発生する可能性があります。

特に近年では、空家が増えており、隣の空家の草木が敷地内に越境している物件も珍しくありません。
引渡し後に草木などが越境した場合は、当事者同士での話し合いとなりますので注意が必要です。

隣接地に草木が多い物件を購入する場合は、これらについて十分に理解して契約する必要があります。

確認方法

敷地外周部に、隣接地からの越境物がないか目視で確認します。
築年数が古い建築物が建っている場合は、燐家の軒、雨樋、塀、擁壁などが、こちら側の隣接地に入り込んでいることがあります。

ゼロシステムズの調査

ゼロシステムズでは、契約前の物件調査で敷地境界を確認して、隣接地からの越境だけでなく、自身の敷地からの越境についても調査します。

調査の段階で構造物の越境が確認できた場合は、物件の売主へ越境の覚書を交わしているかを確認します。
そのため買主は、想定外の越境がある物件の購入を避けることができます。