【Check 08】
隣地境界線から建物までの離隔距離について十分に確認する。
(各機器が設置できないリスク)
未確認事項の注意点と確認方法
隣家との離隔距離が少ない状態
注意点
民法では、離隔距離50㎝以上と定められていますが、隣接地の承諾があれば、この限りではありません。
そのため、市街地の住宅街や分譲地では、離隔距離50㎝を切っている物件も珍しくありません。
ただし、離隔距離が狭すぎるとエアコン室外機の設置や、将来の外壁修繕に必要は足場設置に支障がでる可能性がありますので注意が必要です。
特に市街地にある住宅地では、多くの物件が離隔距離50㎝を切っていますので注意が必要です。
離隔距離が少ない物件を購入する場合は、これらのリスクを理解して契約する必要があります。
確認方法
建物配置図面に離隔距離が記載されています。
ただし、設計図記載の寸法は、壁の中心からの距離となりますので、実際の寸法は、現地で計測する必要があります。
ゼロシステムズの調査
ゼロシステムズでは、建築確認申請図面にある建物配置図と現地の離隔距離を照らし合わせて確認します。
離隔距離が50㎝を切っている物件であれば、そのことについてもお客様へお伝えします。