【Check 01】
基礎コンクリートの表面にひび割れがある。
または未確認。

チェックした項目の注意点と確認方法

完成した建売住宅の基礎クラック

基礎コンクリート施工不良の注意点

幅が太いひび割れは、基礎コンクリート内部にある鉄筋まで到達することがあり、鉄筋が大気にさらされて腐食する可能性があります。

その結果、基礎コンクリートの寿命を縮める恐れがあります。

確認方法

基礎のクラック
基礎コンクリートの不具合例

建物外部と床下から基礎コンクリートを目視で確認します。

ひび割れの太さが0.3mmまでなら、ヘアークラックと呼ばれ、表面上にある構造上支障がないひび割れとされています。
0.5mmのシャープペンシルの芯がひび割れの中に入るような場合は、重大な欠陥につながる可能性があります。

ゼロシステムズの調査

基礎コンクリート欠陥の動画

ゼロシステムズの住宅診断では、基礎コンクリートを目視で確認するだけではなく、打診検査、シュミットハンマーによるコンクリートの圧縮強度検査、高性能鉄筋探査機の検査、クラックを発見した場合は、クラックスケールによる計測などを行い、強度上支障がないヘアクラックか、強度上支障があるひび割れかを数値上で確認することができます。

基礎コンクリートは、建物の重要な構造体ですので、基礎を見てひび割れや欠けなどを少しでも発見した場合は、専門家による住宅診断を実施することをおすすめいたします。