【Check 03】
床や階段に「床鳴り」がある。
または未確認。

チェックした項目の注意点と確認方法

床鳴りの動画です

床鳴りの注意点

床鳴りや軋みが多い建物は、構造躯体の施工精度が悪い可能性があるので注意が必要です。
また、床鳴りがあると、生活していても気になりますので快適に暮らせる建物とは言えなくなります。

木造の新築住宅では、完成直後は、階段や床などが何もしなくても「パキッ」と音が鳴ることがあります。
このような現象は、不具合ではなく完成して時間が経過すると自然におさまるものです。

しかし、同じ場所を踏んで、何度も同じように床鳴りがした場合は、何らかの不具合がある可能性があるので注意が必要です。

また、床鳴りを発見した場合は、その周囲の傾斜を測定する必要があります。

確認方法

内覧時には、室内の隅々を歩いた感触で確認します。
床鳴りやガタつきを感じたら、何度か自重をかけて入念に確認します。
スリッパを履かない方が確認しやすくなります。

ゼロシステムズの調査

ゼロシステムズの住宅診断でも、些細な床鳴りなどを見逃さないためにスリッパを履かずに自重で検査します。
床鳴りや軋みなどを発見した場合は、デジタル水平器を使用して、その部分に大きな傾斜や不陸がないかを確認します。
床鳴り、軋み、傾斜、不陸などが発見された場合は、施工業者や売主に指摘して是正をお願いします。