【Check 08】
クロスに「傷」「隙間」「剥がれ」「凹凸」がある。
または未確認。

チェックした項目の注意点と確認方法

シワが目立つクロス仕上げ

クロス仕上げの注意点

クロスの「傷」「スキマ」「剥がれ」「凹凸」が目立つ雑な施工は、工期が短いことが原因の可能性があります。
クロス表面に凹凸が目立つ場合は、木工事や石膏ボードの施工に問題がある恐れがあります。

確認方法

建築用語では、部屋の角を「出隅」(ですみ)、部屋の隅を「入隅」(いりすみ)といいます。

出隅のクロスに傷や剥がれがないか確認します。
入隅は、クロスの隙間が目立っていないかを確認します。

廊下など採光が届かない場所のクロスを確認するときにはペンライトを使用します。

ゼロシステムズの調査

ゼロシステムズの住宅診断では、出隅や入隅部だけでなく、天井と壁の間や階段と壁の間のスキマも確認します。 スキマなどが見つかった場合には、施工業者や売主にコークボンドを充填して補修して頂きます。 ただし、コークボンドは、充填の量が多くなってしまうと埃やゴミが付着しやすくなることもある。 表面仕上げ材のクロスは、気温や湿度により収縮しますので、スキマが発生しやすいものです。 そのため、是正が必要なスキマかどうかについては、住宅診断の専門家として助言させて頂きます。