コメントありがとう御座います。
長文になりますが回答させて頂きます。
購入時の諸費用、支払総利息、住宅ローン控除額の3点で総合してプランAとBで比較しました。
プランA:頭金500万円入れて借入3300万円
プランB:頭金0円で借入3800万円
1.諸費用比較チェッカー
https://0systems.com/OneMinuteCheck/cost-savings/
まず、購入時の諸費用で比較してみました。
A:約143万円
B:約153万円
結果:Aの方が約10万円少ない。
2.住宅ローン金利シミュレータ
https://0systems.com/OneMinuteCheck/payback-schedule/
次に月々の返済額、支払い利息の総額を確認します。
プランA
当初~13年間:0.575%:月々8万6761円
14年目~:1%:月々9万805円
20年目~:1.5%:月々9万4401円
以上の金利上昇を想定の場合
支払い総利息:約519万円
プランB
当初~13年間:0.575%:月々9万9907円
14年目~:1%:月々10万4563円
20年目~:1.5%:月々10万8704円
以上の金利上昇を想定の場合
支払い総利息:約598万円
支払い総利息の差
A:約519万円
B:約598万円
結果:Aの方が約79万円少ない
3.住宅ローン控除シミュレータ
https://0systems.com/OneMinuteCheck/payback-deduction/
住宅ローン減税で控除される額を比較
A:控除総額約275万円、13年間の支払利息額約192万円、差額約82万円
B:控除総額約291万円、13年間の支払利息額約204万円、差額約87万円
結果:借入れ額が多いBの方が約5万円少ない。
頭金500万円を出したAは、諸費用と支払い利息を合計すると約89万円少ない
頭金0円を出したプランBは、住宅ローン控除は、約10万円多くなる。
結論:プランAの方が89万円ー10万円=79万円お得ということになります。
しかし、プランBで住宅ローン控除が終わった14年目に500万円を繰上げ返済すると
月々8万3312円、支払い利息の総額は、約525万円となります。
プランAの支払総利息は、約519万円です。
この支払総利息の差額で考えると、まだ、プランAの方が6万円少なくなります。
ただ、住宅ローン控除では、プランBの方が約5万円少ないので、
住宅ローン控除を考慮すると、プランAとプランBの差は、35年間でたった1万円となります。
従って、購入時の諸費用、支払総利息、住宅ローン控除、この3点で総合して計算すると
分岐点は、まさに、今回の頭金500万円となります。
この500万円が分岐点で頭金入れても入れなくても同じであれば、
私なら、頭金500万円を手元に残して、住宅ローン金利以上で資金運用します。
リセッションの可能性がある株式はおすすめできませんが、
今なら米国の債券などは、利回り3%以上で回せますので・・・
ちょうと、明日木曜日に他のリスナーさん似たような質問があったので、同じような話題を取り上げます。
金曜日にYouTubeで公開する予定ですので、ぜひ、ご覧ください。
かなり長文になりましたがご理解頂けましたでしょうか?