コメントありがとう御座います!
お久しぶりで御座います。
現代の新築(基礎高40㎝以上、ベタ基礎、基礎パッキン工法、鋼製束)と、昔の建物(基礎高20㎝~30㎝程度、布基礎、通気口、木製束)の物件を比較すると、やはり現代の新築の方が白蟻被害は低いです。
ただ、周辺環境により大きく異なり、例えば、隣が古家や雑木林(特に切り株がある)などの場合は、そこから白蟻が移り住んで来て、現代の新築でも白蟻被害にあうこともあります。
そのため、単純に比較することができません。
また、防蟻処理をするのとしないとでは、「建物の傷み方に差が出る」という考え方というよりも、防蟻処理することにより「白蟻被害にあい難くなる可能性が高くなる」と言うのが私の考え方です。
もし、白蟻被害を受けやすい周辺環境であれば、こまめに床下を確認して防蟻処理することは大切なメンテナンスだと思います。
ただ、現代の新築は、5年経過したからと言って、すぐに白蟻被害にあうかというと、そういうものではありませんので、過剰に心配する必要はないと思います。
費用に関しては、仮に薬代は5000円かもしれませんが、床下に人が潜って防蟻処理するので、やはり白蟻会社に依頼すると、人件費と会社の利益が上乗せされますので、5万円以上はかかるのは仕方ないかな・・・と思います。
飲食店で食材原価のお話をしているのと同じかもしれませんね。
当然、薬を買ってきて自分で施工すれば安くできますが、防蟻処理の専門家と同じ施工レベルではできない可能性があるので注意が必要です。
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。