ご質問ありがとう御座います!
今から15年前の2007年の日銀の政策金利(短期金利)は、プラス0.5%でした。
その時代のメガバンクの変動金利の基準金利は、2.625%~2.875%でした。
現在の政策金利は、マイナス0.1%で、基準金利は、2.475%です。
そこから優遇金利2%が割り引かれて、0.475%が適用されています。
従って、もし、これから日銀の黒田総裁が言う経済の好循環が実現されて、日本経済が良くなれば、日銀は、マイナス金利を解除して、まずはゼロ金利、そして段階的にプラス0.1%、0.25%、0.5%と徐々に利上げすることになります。もし、政策金利プラス0.5%なれば、15年前の2007年の同水準ですので、変動の基準金利は、2.625%~2.875%程度になる可能性があります。
現在、通期優遇-2%で変動金利を借りている人であれば、0.625%~0.875%に上昇する可能性があります。
今は、銀行間の金利競争が激しいので15年前と比べると優遇金利幅が大きいです。
ポイントは、現在、最大優遇かつ通期優遇で借りていれば、政策金利の上昇に伴い変動金利の基準金利が上昇しても、そこから、優遇されることです。
仮に基準金利3%に上昇した場合は、適用金利は1%となります。
住宅ローン金利上昇への備えて投資をリスクヘッジすることは重要です。
当然、私も個人的に外貨やIPOなどに投資していますが、万人にお奨めはできません。
やはり最もポピュラーなのは、地味ですが住宅ローン返済をしつつ積立貯蓄をすることです。
将来、ご自身が想定した以上に金利上昇した時に繰上返済をするためです。
長文になってしまいましたが・・・引き続きどうぞよろしくお願いします😊