河川から何メール離れていれば大丈夫か?というようなご質問に対しては物件の個別的要素が大きいのでお答えできませんが中古住宅などの布基礎であると、一般的に河川や水路、田んぼのような水気があるものが近くにあると湿気はありますので、床下の土台や束などの含水率が高くなり結露やカビの温床になることがあります。
ただし、ベタ基礎の床下であれば、適切に施工されていれば、それほど影響はありません。
適切な施工とは、基礎パッキン工法の床下断熱であれば、基礎表面の左官仕上げで基礎上部の通気部分が塞がれていないこと。基礎断熱であれば換気システムが正常に機能していること。これらが重要です。
やはり、湿気に関しては個別的要素が大きいので、物件購入時には、住宅診断で床下の含水率チェックなどをした方が良いと思います。
以前、含水率が高い布基礎の中古物件では、床下に防湿シートを敷いて上からシリカゲルを敷き詰めたら大幅に床下木部の含水率を下げることが出来ました。