玄関のタイルを全部外してやり直すと、全てがデコボコになってしまうのでしょうか？

[匿名]

田中先生、はじめまして。
いつも貴重な情報を分かりやすく解説して頂き、ありがとうございます。

10月に建て売り住宅を購入しました。
内覧会で玄関のタイルに欠けが数ヶ所見つかったので補修してもらったのですが、とても雑な仕上がりだったのとコンクリートのゴミを散乱させて放置していたので、不動産会社に連絡し再度補修の依頼をしました。

すると前よりはややマシでしたが、コンクリートがタイルにはみ出して白くなっていたり、タイルとタイルの継ぎ目がデコボコで補修した部分だけが目立つような汚ならしい仕上がりとなっていました。

不動産会社に部分的な補修では限界があると思うので、玄関の全てのタイルを外してやり直して欲しいとお願いすると、困った様子で、全てをやり直すと全てが補修した部分と同じようにデコボコになる可能性があるのであまりお勧めしないと言われてしまいました。

田中先生に質問です。
玄関のタイルを全部外してやり直すと、本当に全てがデコボコになってしまうことがあるのでしょうか？
主人も私も不動産会社にがやり直したくないので、そう言っているだけのような気がしています。

ちなみに内覧会で不動産会社から渡されたチェックシートには、またサインをしていません。
また先月から新居に引越しをし、住んでいる状態です。

長々とすみません。
お時間のある時にご返信頂けましたら幸いです。

[0systems-Tanaka]

ご質問ありがとう御座います！

玄関ポーチタイルの仕上げが雑なのですね。
建売住宅に限らず、注文住宅であっても現場の職人次第で雑な仕上げな物件も少なくありません。

住宅には、アフターサービス基準などで２年と10年の保証がついていますが、それは基本的に構造上や生活上支障をきたす恐れがある不具合についてのみとなります。
引き渡し後に発見した、傷、汚れ、隙間の類は、保証対象外となり、これらを引渡後に指摘しても｢現況｣と言われてしまいます。

残念ですが、モルタルがはみ出ているなど見た目が雑な場合などは、やはり本来出れば引き渡し前に指摘すべき事項となります。

見た目の雑さについては、お引き渡し後になると、住宅診断をする立場として、指摘しても無償補修してもらえないことが多いです。

そのため私どもでは、お引き渡し前に是正状況を雑な仕上げであれば再指摘します。

ただ、お引き渡し後に指摘をするコツとしては、タイルがガタガタで水溜まりが出来て生活上支障があるや、凸凹してつまずいて危ないなど理由をつけると、ハウスメーカー側とやり直せざるをえないかもしれませんね。

厳しい回答となりましたが、今後も何か御座いましたらお気軽にご質問くださいね😊

[匿名]

田中先生、早速ご返信頂きありがとうございます！

引渡し後の無償補修は難しいのですね💧
残念ですが、仕方ないですね。でも専門家の方にご意見を伺えて、とてもスッキリしました😊

アドバイスを参考に、生活に支障がありそうな部分に関しては、不動産会社と交渉をしてみようと思います。

[0systems-Tanaka]

少し粘り強く交渉してみるといいかと思います。
いつでもご質問くださいね😊

[投稿者]

投稿