小さなキズはライトを当てると発見しやすい ~ オレンジホームズとケイアイスターの新築を住宅診断
こんにちは。
赤外線住宅診断技能師の野方実で御座います。
本日は、オレンジ・ホームズ (多摩市)と、ケイアイスター不動産 (習志野市) 、2件の新築一戸建てを、住宅診断致しました。
1:オレンジ・ホームズの 新築一戸建て
1件目は、一級建築士の金子氏と一緒に、オレンジ・ホームズの新築一戸建て (多摩市) にて、3回目の住宅診断を行いました。
この物件は未完成でのご契約でしたので、未実施であった診断と、不具合箇所のチェックを同時に行っていきます。
住宅診断の各項目の数値に問題はありませんでした。
屋根裏やユニットバス外周部の不燃材(石膏ボード)の確認も行います。
ライトを当てながらチェックしていくと、自然光だけでは分かり難いキズを発見する事が出来ます。
キズやビスの打ち忘れなどの指摘が20ヶ所程度ありましたが、全体的に施工精度が高い建物でした。
2:ケイアイスター不動産の 新築一戸建て
本日2件目の住宅診断は、 ケイアイスター不動産 ( 習志野市 ) の新築一戸建てです。
赤外線サーモグラフィーにて断熱材の確認
ネオジム磁石を使ってのビスピッチの確認
基礎の通気確認
水道の口径確認
など、
本日の診断ではキズなどの軽微な不具合を除き、施工不良などは発見されませんでした。
また、ケイアイスター不動産の建物は、バリアフリーの関係で…
スイッチプレートは低め(床から約100㎝)に、
※これは、車椅子の方や子供でも、手が届きやすい高さです。
また、ドアノブの高さと揃っているため、ドアの開閉→スイッチへの流れがスムーズです。
コンセントプレートは高め(床から約40㎝)に設定されてます。
※一般的には床から20㎝位の高さにある事が多いです。
しかし、この高さなら深くかがみ込まずにコンセントの抜き差しができますので、腰への負担が軽減できます。
配線工事は、壁に穴を開けたり壁内に配管を通したりと、後からの工事は大変ですので、はじめからこのような気配りが成されているのは、長く住む上で非常にありがたい事です。
前面道路が広いわりには交通量も少なく、住環境の整った物件でした。