建売住宅のLAN配線やコンセントの増設について

100Vコンセント-TVアンテナ-モジュラージャック

100Vコンセント-TVアンテナ-モジュラージャック

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田中

こんにちは。
ゼロシステムズの田中勲です。

連休の谷間の平日に、世田谷区にあるアイディホームの新築住宅の契約を仲介してきました。

今回契約するお客様とは、これまでにも電気配線工事の打ち合わせなどをしてきました。
アイディホーム本店の担当者さんもその都度親身になってお客様の要望を聞いてくださりとても助かりました。

そこで今回は、
『建売住宅の電気配線、コンセント、通信回線について』
お話していきます。



完成後の追加工事は(基本的に)受け付けてもらえない

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田中

基本的に完成済みの建売住宅では、コンセント増設などの追加工事を受け付けてもらえません。

厳密には出来ないことはないのですが・・・

  • ・クロス工事
  • ・大工工事
  • ・電気工事
など、多くの職人が携わることになります。

そのため、コンセントを1つ追加するだけでも、相当な工事費(人件費)がかかることになります。

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100VコンセントとTVアンテナ端子

100VコンセントとTVアンテナ端子

飯田グループ系の建売住宅の電源コンセントは

  • ・リビングには3箇所くらい
  • ・各居室に2箇所(そのうち1箇所にはテレビアンテナ用のジャック)
というパターンが多いです。

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200V電源コンセント

200Vコンセント

エアコン用コンセントは各居室100V。
物件によって、リビングは200Vになっています。
※12畳以上など強いエアコンが必要になる間取りなど

追加工事を受け付けないのはコスト削減のため

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田中

建売住宅では、コンセントやスイッチなど電気配線の変更、壁内のCD管引き回しは、着工前や上棟前でなければ受け付けてもらえません。
※一部のパワービルダーでは、着工前であっても電気配線の変更ができないことがあります。

これは、スケールメリットを活かして建築費のコスト削減を実現するため、ユーザーとの打ち合わせの手間も、できる限り減らす意図があるようです。

物件の安さを優先するか?
入居後の使い勝手を優先するか?
ユーザーとしては悩ましいところですよね。


インターネットや電話線などは引き込まれていない

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インターネット回線や電話回線は、引き込まれていません。

これは、建売住宅だからコストダウンのためにそのようにしているわけではありません。
注文住宅であっても同様です。

引き渡し後に、通信事業者と契約し、インターネット回線 / 電話回線を引き込むことになります。

■建物外部から通信回線を導入する
外部からの回線導入口

外部からの回線導入口

空配管(CD菅)

壁の中に通す空配管(CD菅)

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建売住宅の外壁には、電線から光ファイバー線などを引き込むための導入口があります。

そこからCD管という配線引き込み用の管(ホースみたいなもの)が、室内のコンセントプレート裏へと繋がっています。

インターネット回線などは、このCD管の中を通して、各部屋に引き回されます。

■一般的なコンセントプレートと空配管口
室内コンセントプレート

室内コンセントプレート

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一般的な建売住宅では

  • ・リビングに、モデム(回線終端装置)とルーター(無線LAN親機)を設置する。
  • ・各お部屋では、Wi-Fiによる無線接続でインターネットを利用する。
という考え方で設計されています。
※一建設だけはリビングと主寝室の2箇所に回線引き込み口があります。


インターネット環境も家を選ぶ際の重要な要素

新築住宅のワーキングスペース

新築住宅のワーキングスペース

増加するリモートワーク需要

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インターネットの接続環境も、家を選ぶ際の重要な要素となってきています。

最近では、

  • ・パソコン/スマートフォン/タブレットなどでインターネットを利用する
  • ・テレビでオンライン配信サイトの動画を観る
  • ・スマートホームで電化製品を制御する
  • ・オンラインゲームを快適に楽しむ
  • ・在宅勤務/リモートワーク
などなど、インターネットの利用頻度は増えており、接続環境の快適さが生活の快適さに繋がるようになってきました。

無線接続するためのWi-Fiルーターも年々性能が上がっており、一般的な利用では問題の無い性能を持っています。

ですが、Zoomなどを利用したWeb会議/ビデオ通話を使用する場合や、仕事で使うファイルの転送など、Wi-Fi接続では通信速度や安定性が足りないと感じる人もいます。

安定したインターネット接続ができるように、仕事部屋にも有線で回線を引き込みたいと言う人も増えてきました。

■完成後の有線LAN配線工事
LAN端子接続

配線は壁内CD管を通して各部屋へ送られます

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完成後の壁内には断熱材が施工されているため、新規に壁内に空配管を入れ直すことは大変な作業となります。
そのため、工事を受け付けて貰えたとしても、費用負担が大きくなります。

上棟前のタイミングであれば、コンセントの増設やLANなどの配線を追加工事として受け付けてくれる場合もあります。
今は必要でなくとも、将来、通信回線を有線で別の部屋へ引き込む可能性がある場合は、相談してみると良いでしょう。
CD管を各部屋に通しておくだけでも、将来の選択肢が増えます。

■外壁沿いに配線する
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屋外配線 画像引用配線レスキュー – 屋外線を使う場合

木造住宅であれば、外壁に穴を開けて、外壁沿いにインターネット回線を引き込まわすという方法も選択できます。
適切な施工方法で穴を開けるのであれば、防水や耐力的には問題ありません。
費用的にも安価ですみます。

自分たちのライフスタイルに合った住まいを実現する

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田中

完成後に追加工事をお願いしても、受け付けてもらえなかったり、費用がかさんだりします。
事前にしっかりと打ち合わせを行い、自分たちのライフスタイルに合った住まいを実現しましょう。

ゼロシステムズも、お引き渡しまでしっかりフォローします。


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