【住宅ローン】じわりと金利ある世界へ…どこの銀行を選ぶべきか?変動金利ベスト10を発表
【住宅ローン】じわりと金利ある世界へ…どこの銀行を選ぶべきか?変動金利ベスト10を発表
YouTubeチャンネル
今週放送の動画をご紹介
FM76.7MHzフラワーラジオ にて毎週放送!
レギュラー番組:『不動産せんせい田中の教えて!不動産の知恵袋』
第501-1 (2024年5月09日放送分 その①)
となります。
今回のテーマ『じわりと金利のある世界に戻りつつある!5月の住宅ローン金利BEST10』
FM鴻巣フラワーラジオ
不動産せんせい田中の『教えて!不動産の知恵袋』
早速ですが田中先生。
今回は、どんなお話をいただけるのでしょうか?
今回は・・・
『じわりと金利のある世界に戻りつつある!5月の住宅ローン金利BEST10』
というテーマで、お話していきます。
「金利のある世界に戻りつつある」ですか?
今回も興味深いですね。ぜひ、お願いします。
2024年5月の住宅ローン変動金利BEST10
まずは、2024年5月の住宅ローン変動金利BEST10 の発表から始めます。
第10位:三井住友銀行 0.425%
今月の変動金利BEST10、第10位は~?
三井住友銀行の0.425%です。
変動は現状維持ですが、固定は5月に入り上昇しました。
三井住友は、他行と比べて住宅ローン金利はちょっと高めです。
第9位:ソニー銀行 0.397%
それでは、第9位は~?
ドゥルルルル・・・ジャン!
ソニー銀行の0.397%です。
変動は現状維持ですが、固定は上昇しています。
ソニー銀行は、ネット銀行の中では、比較的高いかもしれません。
第8位:イオン銀行 0.38%
それでは、変動金利、第8位は~?
イオン銀行の0.38%です。
変動は現状維持ですが、10年固定は0.08%下がりました。なお、イオン銀行には、35年固定金利の設定はありません。
また、住宅ローンユーザーは、イオングループでの買物が毎日5%オフになります。5%オフになる対象店舗も結構あるので、購入物件の近くに対象店舗がある人は、金利以上の効果があるかもしれません。
審査の通りやすさと使い勝手の良さで考えると、イオン銀行は結構おすすめです。
なるほど。近くにイオン等が在るなら、金利以外の面でもメリットが大きそうですね。
第7位:みずほ銀行 / 中央ろうきん 0.375%
それでは、変動金利、第7位は~?
みずほ銀行と中央ろうきんが同率7位で 0.375%です。
みずほ銀行は、変動は現状維持、固定金利は、5月に入り上昇しました。
中央ろうきんは、変動と固定、両方とも現状維持です。
35年固定金利に関しては 1.7%と他行よりも非常に安いので、固定を検討している人は、中央ろうきんがおすすめです。
中央ろうきんの場合、他行に比べて、金利の変動が少ないのが特徴です。
会社に労働組合がある人は、金利、手数利用、審査の面で色々な優遇があるのでお奨めです。
会社に労働組合がある人は、中央労働金庫(ろうきん)がお勧めということですね。
第6位:三菱UFJ銀行 / 三菱UFJ信託銀行 0.345%
それでは、変動金利、第6位は~?
ドゥルルルル・・・ジャン!
三菱UFJ銀行と三菱UFJ信託銀行が同率6位で0.345%です。
金利推移も両行とも同じで、変動は現状維持ですが、固定は上昇しました。
第5位:りそな銀行 0.34%
変動金利、第5位は~?
りそな銀行の0.34%です。
さらに、新築でZEH住宅や長期優良住宅を購入するのであれば、ここから0.1%優遇されて 0.33%になります。
りそな銀行も変動は現状維持ですが、固定は上昇しました。
35年固定金利に関しては、1.715%と、中央ろうきんに次いで非常に低い金利ですので、労働組合がない中小企業や個人事業主の人で、固定を検討している人にはお奨めです。
なるほど。
労働組合が無くて、固定金利を検討するなら、りそな銀行ですね。
第4位:auじぶん銀行 0.319%
それでは、変動金利、第4位は~?
auじぶん銀行の0.319%です。
ここでは、第4位としてご紹介していますが・・・
auスマホ / じぶんでんき / ネット回線 / J:COMテレビ回線を利用すると、ここから最大で0.15%優遇されます。
優遇が適用された金利は、なんと0.169%となり、断トツの1位となります。
例えば、新築一戸建てを購入して、auと提携しているネット回線だけでも利用すれば、0.03%優遇され、適用金利は0.289%となります。これだけで既にランキング1位となります。
審査のスピード感や審査の通りやすさ、団信の充実度を考慮すると、ネット銀行の中では総合的に auじぶん銀行が1番お奨めだと思います。
優遇が適用されると断トツなんですね。
適用されなくても、総合的に見てお勧めと言うことですね。
第3位:PayPay銀行 0.315%
それでは、変動金利、第3位は~?
ドゥルルルル・・・ジャン!
PayPay銀行の0.315%です。
こちらも変動は現状維持で固定は金利が上昇しました。
第2位:住信SBIネット銀行 0.298%
それでは、変動金利、第2位は~?
ドゥルルルル・・・ジャン!
住信SBIネット銀行の0.298%です。
こちらも新規ユーザーの変動金利は現状維持、固定は上昇しています。
ただし、住信SBIネット銀行は、5月から基準金利を0.1%引上げました。
住信SBIネット銀行の変動金利が上昇
一方、新規の優遇金利幅を0.1%広げることで、新規ユーザーの金利は現状維持しています。
しかし、既に借入れしているユーザーの金利は上昇することになります。借入から5年後の返済額が上昇しますので、注意が必要です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
変動金利上昇に関する記事はこちらです↓
【住宅ローン】2024年5月変動金利が上昇はじまる!今の金利上昇は5年後の月々返済額に影響する!
金利のステルス値上げですね。
分かり難いですが、じわりじわりと金利がある世界に戻りつつある感じですね。
第1位:SBI新生銀行 0.29%
それでは、栄えある変動金利が最も低い銀行、第1位は~?
ドゥルルルルルルル・・・
ドゥルルルルルルル・・・
ジャン!!
SBI新生銀行の0.29%です。
SBI新生銀行は、変動と固定の両方とも、頑張って現状維持を続けています。
変動0.29%も低くいですが、固定の1.55というのも、他行と比べて最も低い金利ですので、固定を検討している人にとっても、SBI新生銀行は、非常に有利な銀行と言えます。
ただし、審査に時間がかかりますので、スケジュールに余裕がある契約でないと使いにくいので注意が必要です。
SBI新生銀行の審査が通って手続きが間に合うのであれば、この銀行を選択肢から外す余地はありません。
SBI新生銀行は、審査に時間がかかるけれど、契約に間に合うのであれば外せないということですね。
各銀行の金利一覧表や金利推移グラフは↓以下のページ↓で見ることができます。是非ご覧ください。
金融機関の最新住宅ローン一覧はこちらです
各金融機関の最新住宅ローン金利表
2024年5月の金利に関してのまとめ
変動金利 BEST10 -2024年5月- | ||
---|---|---|
1位 | SBI新生銀行 | 0.290% |
2位 | 住信SBIネット銀行 | 0.298% |
3位 | PayPay銀行 | 0.315% |
4位 | auじぶん銀行 | 0.319% |
5位 | りそな銀行 | 0.330% |
6位 | 三菱UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行 | 0.345% |
7位 | みずほ銀行 中央ろうきん | 0.375% |
8位 | イオン銀行 | 0.380% |
9位 | ソニー銀行 | 0.397% |
10位 | 三井住友銀行 | 0.425% |
固定金利 BEST5 -2024年5月- | ||
---|---|---|
1位 | SBI新生銀行 | 1.550% |
2位 | 中央ろうきん | 1.700% |
3位 | りそな銀行 | 1.715% |
4位 | 住信SBIネット銀行銀行 | 1.763% |
5位 | 三菱UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行 | 1.790% |
・スケジュールに余裕があり、勤務先の規模が比較的大きく安定している会社であれば、変動と固定の両方ともSBI新生銀行がお奨めです。
・審査のスピード感や通りやすさでは、変動であれば、auじぶん銀行がお奨めです。
・勤務先に労働組合がある人なら、ローン手数料の安さや審査の通りやすさを考慮すると、変動と固定の両方とも中央ろうきんがお奨めです。
・勤務先の規模が大きくない中小企業や個人事業主の人、返済比率がギリギリのユーザーが変動を選ぶのであれば、審査が通りやすく、使い勝手も良く、お買い物時の特典などが大きいイオン銀行、または、りそな銀行がお奨めです。
金利がある世界に戻りつつある
5月に入り、多くの銀行では、固定金利が引き上げられました。
そして、住信SBIネット銀行など一部の銀行では、変動の基準金利も引き上げられて、じわりじわりと、マイナス金利時代から、金利がある世界に戻りつつあります。
これに関連したニュース記事がありましたので、フジコさん、ご紹介お願いします。
2024年5月4日付、時事通信社の記事ですね。
ご紹介します。
2024年5月4日付 時事通信社の記事
「金利のある世界」じわり 普通預金上げ、一部住宅ローンも―銀行業界大手銀行や地方銀行が、3~4月に普通預金の金利を相次いで引き上げた。
日銀によるマイナス金利政策の解除を踏まえたもので、約17年ぶりの動きだ。
貸し出しでも一部ネット系銀行が住宅ローンの変動型金利を上げており、じわりと「金利のある世界」が戻りつつある。
ありがとうございます。
この記事によると・・・
- ・大手銀行や地方銀行が、4月に普通預金の金利を相次いで引き上げました。これは、マイナス金利解除の影響で、17年ぶりの動きである。
- ・貸出金利も一部のネット銀行は、変動の基準金利を引上げており、じわりじわりと『金利のある世界』が戻りつつある。
過去17年間普通預金では、ほぼ金利がつかなく、住宅ローンの変動に関しては、現在でも 0.3%台。一部のネット銀行では 0.2%の超低金利が続いています。
しかし、5月に入り、住信SBIネット銀行などの一部のネット銀行では、変動金利の基準金利を引上げてきました。
そういう動きでしたね。
引き上げ幅は、たったの0.1%ですが、これは今までにない動きです。
ただし、家計や企業活動を圧迫する貸出金利を引上げることに関しては、様子見する銀行が多いのも事実です。
そのため、現在のところ大半の銀行は、短期プライムレートを据え置いたままとなっています。
今後、金利は上昇しないのでしょうか?
数ヶ月から1年程度の短期的な予測では、現状のまま超低金利の住宅ローンは続くと思います。
しかし、その先は、もう一段階利上げに動く可能性があります。
この流れに関連したニュース記事がありますので、こちらもご紹介お願いします。
2024年5月7日付の共同通信の記事ですね。
2024年5月7日付 共同通信の記事
為替150円超は安すぎる 経団連会長経団連の十倉雅和会長は7日の定例記者会見で、外国為替相場が歴史的な円安となっていることについて「為替は日本の力を評価する一つの指標で、いくら何でも(1ドル=)150円を超えるのは安すぎる」と述べた。
十倉氏は「日本の経済を強くすることで、円高方向に是正されるのが望ましい」と強調した。
政府・日銀が為替介入に踏み切ったとの観測があることに関しては「円高に振れたので、もし介入したのなら非常にいいタイミングだった」と語った。
ありがとうございます。
内容は、経団連会長が「日本経済を強くすることで、円高方向に是正されるのが望ましい」と強調したという発言についてでした。
実際は、輸出する企業は円安の方が利益が出るし、輸入する企業は円高の方が利益が出やすいので、一概にどちらが良いかは言えません。
ただし、経団連会長が円高を望んでいるのであれば、政府は円高に誘導する可能性があります。
前回、日銀は、1ドル157円になったときに、市場介入をおこない153円程度にまで戻しました。
しかし、また、徐々に円安に向かってしまいます。恐らく、このようなことは、米国のFRBが利下げするまで続くと思われます。
米国のインフレが鈍化して、FRBが利下げすると、日米金利差が縮まり、今の円安ドル高に歯止めがかかることになります。これにより、日本もコストプッシュ型のインフレがおさまり、本当の意味で、日本経済が潤い、好循環が加速する可能性があります。
そのタイミングになって、日銀はもう一段階利上げできる環境が整います。
今後の住宅ローン金利上昇のプロセスまとめ
今後の住宅ローン金利上昇のプロセスをまとめますと・・・
■住宅ローン金利上昇のプロセス- 米国インフレが鈍化
- 米国FRBが利下げ
- 日米金利差が縮小
- 円高に転換
- 日本経済の好循環が加速
- 日銀が利上げ
- 住宅ローン金利上昇
米国のインフレが鈍化してFRBが利下げすることで日米金利差が縮小され、円高に転換したタイミングで日本経済の好循環が加速すれば、日銀が利上げする環境が整います。そうして住宅ローン金利が上昇するということになります。
日本経済の好循環が加速するという意味は、円安によるコストプッシュ型のインフレでなく、賃金と需要の拡大による良い物価上昇になるか?というところがポイントです。
今回の標語
なるほど。
それでは田中先生。いつものように 五・七・五 の標語にまとめてください。
承知しました。では行きます!
金利ある
世界に変わると
価値上がる
住宅ローンの金利が上昇すると、利息負担額が増加するので、家計の負担が増えてしまいます。
ユーザーにとって歓迎できないことですが、金利が上昇するときには、それ以上に物価が上昇することになります。つまり、不動産など現金以外の値段が上昇していることになります。
そのため、必ずしも悲観的になる必要はありません。
なるほど。金利が上昇して負担が増えても、同時に不動産の価値も上昇していると言うことですね。 勉強になりました!
不動産せんせい田中の【教えて不動産の知恵袋】
次回もお楽しみに!
SNSからも質問を受け付けております
- 住宅ローン比較サイト『モゲチェック』(外部サイト)
- ・新規の借り入れで比較
- ・借り換えで比較