【建売住宅】2023年で最も安い新築一戸建てベスト５！なんと〇〇万円で販売されている！

本日は､リスナーさんから面白いご提案を頂いたので､それについてお話しします。
題して
『今､首都圏で一番安い新築一戸建ては､いくらか？』
というテーマです。

まずは､フジコさん。
リスナーさんから頂いたコメントのご紹介を､お願いします。

ラジオネーム：ポメちゃん さん
ご提案ありがとう御座います。

確かに『売りに出されている新築一戸建てで､一番安いのはいくらか？』というのは､気になりますね。

そこで今回は､REINS（レインズ）を使って､首都圏で最も安い新築一戸建てを調べてまいりました。

※REINS(Real Estate Information Network System)とは､国土交通省から指定を受けた不動産流通機構が運営しているネットワークシステムのことです。

レインズは､宅建業者でなければアクセスすることが出来ない､不動産会社専用のデータベースです。
その時点で不動産仲介市場に流通している､殆どの物件を検索することができます。

今回は､東京､神奈川､千葉､埼玉､茨城､群馬､栃木で､最も安い3LDK以上の新築を検索していきます。
まずは､東京都内で一番安い新築一戸建てです。

東京都青梅市の1,999万円です。
東京都内で1,999万円の新築です。

いわく付きということはありません。
東京都内と言っても､青梅市は郊外になりますので､住宅需要が高くないと言えます。

この物件の完成日を見ると､令和5年3月末になっています。
この時期に完成した新築物件は､コロナ禍で住宅需要が高まっていた関係で､比較的高値で土地を仕入れています。
その影響で､完成直後は割高な価格で販売されていた物件が多い傾向にあります。

近年では､ユーザー側も検索サイトなどで物件の相場観が養われています。
そのため､割高な物件は売れ残ってしまい､売主側は売り切るために価格を下げて販売している状況です。

そうですね。
あとは､ユーザーそれぞれの条件次第だと思います。

住宅ローンの返済例では､月々約5万円となります。

• 住宅ローン返済例
• 借入額：1999万円
• auじぶん銀行 変動金利：0.319％
• 返済期間：35年
• 月々：50,308円

次は､神奈川県内で最も安い新築一戸建てを見ていきましょう。

南足柄市の1,890万円です。
それも 相模沼田駅 から徒歩4分です！

この物件は駐車場が2台分あるようなので､車通勤の人にも対応できますね。

完成日を見ると2023年7月ですから､もう少しで半年経ちます。
売主としては早く完売したいのでしょうね。

住宅ローンの返済例では､月々約4.8万円となります。

• 住宅ローン返済例
• 借入額：1,890万円
• auじぶん銀行 変動金利：0.319％
• 返済期間：35年
• 月々：4万7,565円

ここからは､もっと安い新築が出てきますよ。
次は､千葉県内で最も安い新築一戸建てです。

千葉県野田市の1,599万円です。

野田市といっても､元々このエリアは関宿町と言って､平成15年に合併して野田市になったエリアです。
関宿町は､のどかで『ザ･郊外』という感じのエリアです。
そのため､市街地と違って住宅需要が高くないので､売れるのに時間がかかるエリアと言えます。

なんと！
月々約4万円です！

• 住宅ローン返済例
• 借入額：1,599万円
• auじぶん銀行 変動金利：0.319％
• 返済期間：35年
• 月々：4万241円

どんどん進めます。
次は､私が住んでいる埼玉県です！

埼玉県本庄市の1,580万円です。

間取りも良いし､土地の形もいいですよね。

そうですね。
こちらも広告を見ると､2023年7月に完成していますので､もう少しで半年経過しちゃいます。

• ・郊外は住宅需要が高くないので､売れるのに時間がかかる
• ・青梅市の物件と同様に､コロナ禍需要の関係で､原価が高かった

冷静に考えると､土地と建物で1,580万円ということは､あり得ないですからね。

敷地50坪あって､4SLDKの新築一戸建てが1,580万円ですよ。
仮に､土地がタダだとしても､建築コストが高くなった今、個人的に1,580万円で新築することはまず不可能です。

さすがの大手パワービルダーであっても､この価格帯になると原価割れしている可能性が高いと思います。

希望条件が合うのであれば､そうですよね。

住宅ローンの返済例では､月々3万9,663円となります。

• 住宅ローン返済例
• 借入額：1,580万円
• auじぶん銀行 変動金利：0.319％
• 返済期間：35年
• 月々：3万9,763円

それでは､もっと安い新築をご紹介していきますね！
次は､茨城県と群馬県です。

茨城県高萩市の1,390万円です。

そして､群馬県太田市の新築も1,390万円と同じ金額です。

土地をタダでもらっても､個人的にハウスメーカーで新築するのでは不可能な金額ですね。

いずれの物件も完成してから半年くらい経過しています。
売主としても完売したいので､価格を下げていった結果､最終的には原価を切っている（だろうと思われる）金額まで値下げしています。

最後に､首都圏で最も安い新築一戸建てを発表したいと思います。
残るは､栃木県ですね。

栃木県足利市の1,380万円です！

ひと部屋ひと部屋の広さも十分あるし､カースペースも3台あるので悪くないですよね。

なんと､3万5千円を切りました！
月々3万4,730円！

この物件は､2023年2月に完成しているので､あと2ヶ月程で1年経ってしまいます。
売主は早く完売したいので､このように首都圏最安値の金額まで下げているのだと思います。

そうなんです。
一般に『未入居物件』と呼ばれます。

そうですね。
だから売主は､値下げしてでも完売しようとします。

今はインフレ時代に突入していますので､今後､建築原価が値下がりする要素はありません。
しかし､郊外の新築は､やはり需要が高くないので､物件によっては､半年以上売れ残ることもあります。

そのような新築の売主は､痺れを切らして自ら値下げしてでも､完売しようとします。

さすがに土地建物で2,000万円を切っている建売住宅は､大手パワービルダー系でも原価割れをしている物件であることが多いので､これ以上の値引き交渉は難しいです。

パワービルダーは､売れないと自ら値下げするんですが､ユーザー側から値引交渉をしても､しょっぱいことが多いんです。

以前､明石家さんまさんの『ホンマでっかTV』に出演したときにもお話したのですが､今年の初旬に栃木県小山市の近くで1,299万円の新築を売買しました。

今回の新築も､売れないと､もっと値下げされる可能性があるかもしれませんね。

それでは､最後に､今回のお話を5･7･5にまとめてみました。

｢売れ残り 値下りすれば 良い物件｣
という感じです。

『Yahoo!不動産』や『SUUMO』などのポータルサイトにも掲載されているので､検索してみてください。

ゼロシステムズでも買主側の仲介手数料を最大無料にして､さらに専門家が住宅診断をして､お取扱いできますので気兼ねなくお問合せ頂ければと思います。

ありがとう御座いました。