【建売住宅】物件価格だけじゃない!意外とかかる別途費用!網戸・テレビアンテナ・カーテンレールなど
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第510-2 (2024年7月11日放送分 その②) となります。
今回のテーマ『新築の建売住宅!オプション商品にかかるお金』
FM鴻巣フラワーラジオ
不動産せんせい田中の『教えて!不動産の知恵袋』
不動産せんせい田中の教えて不動産の知恵袋!
田中先生、次はどんなお話をいただけるのでしょうか?
宜しくお願いします。
次のテーマは
『新築の建売住宅!オプション商品にかかるお金』というお話です。
まずは、「新築のオプション(雨戸や照明)について」リスナーさんからご質問をいただいているので、フジコさんご紹介お願いします。
承知しました。
ラジオネーム:G さんからの質問です。
質問:引っ越しまでいくら位用意しておけば良いでしょうか?
田中先生、フジコさんこんにちは。
私が購入しようとしている新築の建売住宅は、網戸や照明器具がついていません。 そのため、色々かい揃える必要があると思いますが、引っ越しまでにかかるお金はいくらくらい用意しておけばよいでしょうか?
ラジオネーム:G さん からのコメント
ラジオネーム:G さん。
コメントありがとうございます。
物件以外にかかる費用
飯田グループ、ケイアイスター不動産など、ローコスト住宅と呼ばれる建売住宅は、多くの場合、網戸がついていません。
物件以外に必要なオプション工事
新築建売住宅に付いていない物の例(物件によります)
- ・網戸
- ・各居室の照明器具
- ・テレビアンテナ
- ・カーテンレール/カーテン
- ・エアコン
あら。けっこう付いてないのですね。特にカーテンや照明なんかは、引っ越し前に用意しておかなきゃですね。
そうですね。
それ以外では、網戸が付いていないと、今の季節は窓を開けた時に虫が室内に入って来ちゃいます。ですので網戸も必須だと思います。
網戸の予算
多くのパワービルダー系の建売住宅では、網戸をオプションで用意しています。
全部の窓に雨戸を取り付けて、一式で15万円前後となる会社が多いです。
物件価格以外に+15万円が必要ですね。
以前は12万円くらいが相場でした。しかし近年の物価高騰により、網戸も15万円くらいに値上りしました。
網戸はネットで安いところを探しても、売主純正オプションでもあまり値段が変わらないようです。 ですので、売主に依頼する方が手間がかからず良いと思います。
照明器具の予算
照明器具も用意する必要があります。
3LDKであれば、居室に3つ、LDKに2~3つ用意する必要があります。
ホームセンターに行けば、リモコン付きのシーリングライトが、1個5千円前後で購入できます。
LDKだけ、ちょっと大きめのものを選んだとしても、こだわりがなければ1万円くらいで十分な照明が買えます。
一建設などの場合は、トイレや洗面所などの照明も付帯されていませんので、ご自身で購入する必要があります。
それもホームセンターなどで、3,000円くらいで丁度良い大きさのライトが売っています。
吹き抜け部分の照明器具は、業者に取り付けてもらう必要があります。
しかし、普通の部屋の天井高であれば、小さな脚立や椅子に乗れば、ご自身で簡単に取付できます。
照明器具については、売主オプションより、ホームセンターやニトリなどの量販店、たくさんの種類から選びたければネット通販が、安くてお洒落なモノを選べると思います。
照明は色々なデザインがありますから、気に入るものを探すのも良いですよね。
カーテン/カーテンレールの予算
カーテンレールも、通常付帯されていません。
一般的な建売住宅であれば、カーテンレールの取付は7~8ヵ所程度で収まります。
売主や専門業者に依頼すると、一式で、おおよそ4万円前後です。
これもホームセンターに行けば、一般的な2連の白いカーテンレールが2千円ちょっとで買えます。一式合計1万5千円前後で揃えられます。
何ごとも人件費がかかるので、取り付けてもらうと工賃の方が高くなります。
少しでも節約したいということであれば、ご自身での取付にチャレンジしても良いかと思います。
カーテンはピンキリと言われますが、今の建売住宅の窓は基本的に既製サイズのカーテンで間に合います。
そのため、こだわりが無ければ、ニトリやホームセンターのカーテン売り場で十分な品質のカーテンが購入できます。
既製品なら、レースは1ヶ所3千円程度。厚手カーテンは5千円から高くても1万円しません。そのため拘らなければなければ、5万円~8万円あれば一式揃えられます。
カーテンをオーダーする時は図面を持っていきましょう
オーダーカーテンになると十数万円以上します。
カーテンレールやカーテンを選ぶ際に、現場で窓サイズを測ろうとしますが、図面があれば採寸作業は不要です。
図面には、窓のサイズが記載されています。
例えば、この図面ですと、丸で囲われて、引き違い、『16020』、透明と記載されています。
この『16020』というのが、サッシのサイズです。
最初の3桁、160というのが、サッシの横幅で、160cmという意味です。
そして、後ろの2桁、20というのは、サッシの高さで、2mという意味です。
横幅と高さで数字の桁が違うので分かり難いかもしれません。
しかし、お店のカーテン売り場に行くときに設計図を持参すれば、大抵の店員さんは、このサイズの見方は分かっているので、「このサイズの売り場は、ここですよ」という感じで教えてくれます。
カーテンはとりあえず取り付けておいて、後から気分転換や模様替えとして交換しても良いですよね。
テレビアンテナの予算
テレビアンテナの取付けは、いい加減な施工をされると、屋根や雨樋の破損に繋がります。業者選定には注意が必要です。
ネット等であまりに格安なところだと、万一の時には責任をとってくれない等、トラブルになる可能性がありますので、お奨めしません。
価格は、売主オプションでも家電量販店でも、材工一式で6万円前後です。
エアコンの予算
エアコンは値が張りますね。
相場的には、以前は1帖1万円くらいと言われていました。
例えば、6帖間であれば6万円、18帖のLDKであれば、18万円くらいでした。
しかし近年の物価高騰で、それでは買えなくなってきました。先の金額に、2~3万円くらい加えた予算感です。
6帖間で8万円くらい、18帖のLDKであれば20万円以上です。
更に取付工事費もかかりますので、6帖間で10万円、LDKで22~23万円という予算です。
LDK1ヶ所、居室3ヵ所に取り付けると、50万円くらいはかかります。
かなり大きな出費になりますけど、エアコンは必須ですよね・・・。
まとめ
物件以外に必要なオプションをまとめると以下の様になります。
- ・網戸一式:15万円
- ・照明器具一式:4万円
- ・カーテンレール一式:4万円
- ・カーテン一式:7万円
- ・テレビアンテナ:6万円
- ・エアコン一式:50万円
- 合計:86万円
住宅そのもの以外にも、生活を始めるまでに結構なお金が必要になりますね。
2022年のオプション工事についての記事はこちらです↓
【建売住宅】新築のオプション費用はいくら必要か?~別途オプション費用を住宅ローンに組込めるか?
田中せんせい。ありがとう御座いました。
不動産せんせい田中の【教えて不動産の知恵袋】
次回もお楽しみに!
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