欠陥住宅とまでは言えないけど・・・ ~ アーネストワンの新築一戸建てを住宅診断

アーネストワンの新築を住宅診断

屋内リビングの一部に廃材が残置

屋内リビングの一部に廃材が残置されていました。

欠陥住宅ではありませんが気になった点

ゼロシステムズ代表の田中 勲です。
今朝は、お客様とアーネストワンの新築一戸建てを内覧にやって参りました。

ゼロシステムズでは、建物に問題などがないかを確認するため内覧時に住宅診断を行います。
もし、是正(修理)に手間がかかるような不具合を発見した場合は、その物件をおすすめせずに他の号棟や別の現場を検討するようにお話します。

今回の内覧では、お客様と床下や天井裏などを診て不具合がないかを確認しました。
この物件では、大きな不具合などはなく施工状況が良好な建物でしたのでお客様も安心されていました。

近年のアーネストワンの新築は、施工のマニュアル化が徹底しており、入居後に大きな問題となる床下の通気不良や断熱材の施工不良などは、ほとんど発見されることはなくなりました。

ただ、欠陥住宅とは言えないのですが、気になった点をお話しします。


執筆者 田中勲-写真 田中 勲
(宅地建物取引士、ホームインスペクター)
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(出典:en Factory)

内覧時に気になった点と、その理由

※画像はクリック/タップで拡大します

床や壁に養生に重たい構造用合板が立て掛けられていました

床や壁に養生しないで、重たい構造用合板が立て掛けられていました。


床や壁の様子

これでは完成後に表面上の傷や汚れが多い物件になってしまいます。


アーネストワンだけではありませんが、建売住宅の現場では、このような光景を時々見かけることがあります。

もちろん、「傷などは、欠陥住宅などの部類ではありませんので、完成後にリペアすれば良いでしょ」と、現場監督や売主担当者に言われればそれまでですが、買主の立場でこのような光景を見たら、現場監理に疑念をいだかられて、引いてしまうかもしれませんね。

また、引き渡し後の、傷、汚れ、隙間の類でトラブルの原因になります。

そのようなトラブルを避けるためにゼロシステムズでは、引き渡しまでに合計4回の住宅診断を実施します。

もし、この物件でお話が進んだら、住宅診断だけでなく入念に傷チェックも行います。

ゼロシステムズご利用(無料住宅診断)のながれ↓

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