この時期の完成物件では壁紙の隙間が多く見られます
– アイディホームの新築一戸建てを住宅診断 –
アイディホームの新築を住宅診断してきました
こんにちは。
赤外線建物診断技能師の野方実で御座います。
今回は、飯田グループホールディングスの一社である、アイディホームの新築一戸建てを住宅診断してまいりました。
仲介手数料 + 住宅診断 を無料で対応可能
ゼロシステムズでは、アイディホームの新築住宅の多くが、仲介手数料と建物診断費用を無料でお取扱い可能となります。
今回の物件も、 仲介手数料 + 住宅診断 を無料で対応 させていただいております。
仲介手数料無料で購入する方法 ~ 新築一戸建ての仲介手数料が無料になる仕組み
今回のアイディホームの住宅診断
標準装備品が以前よりグレードアップしています
シャッターが標準装備
宅配ボックスも標準装備
近年のアイディホームの建物では、シャッターや宅配ボックスなどが標準化されていることが多く、以前よりグレードアップされています。
上手にコストダウンを図っています
左右と上部は木枠がありません。
高窓の木枠が4方枠ではありません。
下台のみ木枠として、3方(左右と上部)はクロス巻き込みで仕上げています。
窓枠の小口(断面)シールは貼られてないなど、使用上問題の無い部分でコストダウンを図っています。
社内検査の精度にバラつきを感じます
外壁に点々とキズがありました
木枠の端に目立つキズがありました
この建物では、事前に細かく社内検査が行われていた形跡がありました。
ですが・・・社内検査を担当する営業所や監督の方針によって、検査の精度にバラつきがあるように思います。
防火基準は問題ありませんでした
石膏ボードが貼られています
ユニットバスの点検口から天井裏の状態を確認します。
建物外周部に不燃材(石膏ボード)が張られており、防火基準を満たしてることが確認できました。
天井裏の防火違反に関する記事はこちら↓
【欠陥住宅の実例】小屋裏や天井裏に隠れた欠陥『防火違反』
基礎にクラック等の欠陥はありませんでした
クラックも無く、通気も確保されています。
半年ほど前、このエリアのアイディホームの物件の基礎をチェックした際にクラック(割れ)が多く発見されたことがありました。
その物件では、買主様に購入を見合わせるようにアドバイスをしましたが、今回の建物の基礎には問題がありませんでした。
木造住宅で発生しやすい『壁紙の隙間』
発生しやすい現象です
壁紙の継ぎ目に所々隙間が出来ていました。
しかし、これは欠陥ではなく木造住宅で発生しやすい現象の一つであります。
特に、冬の時期は木材の乾燥が原因で壁が引っ張られ、隅やジョイント部分に隙間が出やすくなります。
ゼロシステムズでは、お引き渡し前の立会い時に、床や建具のキズだけではなく、壁紙の隙間などについてもチェックを行い、売主側に指摘させて頂きます。
また、壁紙の隙間や剥がれの保証期間は、一般的にお引き渡しから2年間となりますが、保証期間が過ぎた後の対応などについても、建物内覧時に詳しくご説明させて頂きます。
壁紙の継ぎ目に隙間がでていた物件の記事↓
施工不良ではなく、必ず起こる現象サーティーフォー と 一建設 の新築一戸建てを建物診断