コメントありがとうございます!
確かに多くの銀行では50歳または51歳以上になると、がん団信に加入できなくなります。
がん団信は、がんを発見したら、その時点で住宅ローン残高が完済される保険を言います。
ただ、大疾病団信は、50代であっても加入できる銀行もあります。
この大疾病団信は、がん団信と異なり、がんなどの病気が発見されたとしても、その時点で住宅ローン残高が完済される保険ではありません。
何らかの病気で就労できない場合は、保険で月々の返済が支払われて、就労不能状態が1年以上続いた場合に限り、住宅ローンが完済されるという保険になります。
この就労不能期間1年以上という期間は、各銀行の住宅ローンに付帯する保険の種類よって異なります。
また、50代以上の住宅ローン選びで最も注意しなければいけないことは、返済期間です。
多くの銀行では、完済時年齢を80歳前後で設定しています。
従って、55歳で住宅ローンを組む場合は、80歳ー55歳=25年、返済期間25年程度まで組むことはできます。
しかし、ご自身が何歳まで働くことができて、今の年収を何歳まで維持できるか?ということを考えてローンを組む必要があります。
これは、50代の人だけでなく40代の人であっても考えなければならない大切なことです。
例えば、65歳で定年退職したら、繰り上げ返済をして、月々の返済を減らす。
または、最初から借入額を減らして、定年退職後でも無理のない返済額で借入れする。
など、ご自身のライフプランと返済計画を照らし合わせて検討する必要があります。
物件選びも同様で、現時点の通勤の利便性だけでなく、老後の住みやすさにも目を向けて検討することも大切です。
私も今年で50代になる身なので、ついつい長文になってしまいました😊
また、何かあればお気軽にコメントください。