【建売住宅】新築のオプション費用はいくら必要か?
~別途オプション費用を住宅ローンに組込めるか?
【建売住宅】新築のオプション費用はいくら必要か?
~別途オプション費用を住宅ローンに組込めるか?~
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【建売住宅】新築のオプション費用はいくら必要か?
~別途オプション費用を住宅ローンに組込めるか?~~
以下は、動画の内容に関連した情報です。
より詳しく知りたい方は、是非動画をご覧ください。
新築のオプション費用はいくら必要か?
不動産せんせい田中の教えて不動産の知恵袋
皆様こんにちは!
本日は、番組MCのフジコさんがお休みですので、私、サッシーがピンチヒッターで御座います。
田中せんせい。
本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします!
早速ですが、田中せんせい。
本日もリスナーさんから質問が来ています。
ラジオネーム:ポンポンさんからのご質問です。
リスナー様からのご質問
実際に住める状態にするためには、いくらくらいかかりますか?
いつもYouTubeで拝聴しています。
今、飯田グループの建売住宅を検討しているのですが、網戸やカーテンレールなどが付いていなくオプション扱いで別料金と聞きました。
実際に住める状態にするためには、いくらくらいかかりますか?
オプション工事も住宅ローンに組み入れることはできますか?
ラジオネーム:ポンポンさんからのご質問
物件価格以外にオプション費用がかかります
ポンポンさん。
ご質問ありがとう御座います。
飯田グループの建売住宅は、物件価格を安価に設定していますが、オプションが多いので物件価格以外に別途費用が結構かかります。
ただ、これは、飯田グループ以外の、ケイアイスター不動産などでも同様です。
例えば
- ・網戸
- ・カーテン
- ・カーテンレール
- ・テレビアンテナ
- ・照明器具、エアコン
- ・収納内部の棚
- ・ハンガーパイプ
これらを買いそろえると、結構な費用がかかります。
そこで今回は
建売住宅のオプションは実際にいくらかかるか?
・どこで買うのがいいか?
・オプション工事を住宅ローンに組込む方法と注意点
についてお話させて頂きます。
建売住宅の購入を検討している人なら、多くの人が気になることだと思います。
ぜひ、お願いします。
こちらの記事も是非ご覧ください↓
建売住宅のオプション工事
オプション工事の内訳と金額
まず、オプション工事の内訳と金額面について説明します。
以下の表をご覧ください。
メーカー純正オプション価格の例
オプション価格の例
網戸
カーテンレール
TVアンテナ
こちらは、建売住宅メーカー純正でオプションを取り付けた場合の一般的な金額一覧です。
- ・網戸が、全ての開く窓に取り付けて15万円くらい。
- ・カーテンレールは、8か所に取り付けて5万円くらい。
- ・それに合わせてカーテンがレースも含めて15万円くらい。
- ・照明器具も全て取り付けて6万円くらい。
- ・テレビアンテナが、ブースター(電波の増幅器)も付けて約6万円
- ・エアコンは、LDK18畳用で20万円くらい。その他洋室に10万円×2台で合計約40万円。
結構かかりますね。
そうですね。
ただ、同じ飯田グループの建売住宅でも、会社によってオプションの金額に違いがあります。
例えば、アーネストワンは、網戸を安く設定しています。
この一覧表は、あくまでも工事費込みで目安にするために念のため、少し高めの価格設定で記載しています。
雨戸の価格例
それでも80万円くらいは、かかるということですね。
そういうことですね。
ただ、アーネストワンの新築は、シャッター雨戸がオプションになっているので、シャッター雨戸を取り付ける場合は、
1か所で約8万円
2か所付けると約16万円になります。
面格子もついていない新築も多いので、トイレと洗面の窓2か所に取り付けると8万円くらいになります。
価格がおおよそ4,000万円を超えてくると、食洗器やカップボードが標準でついている物件もあります。
しかし、同じハウスメーカー(売主)の物件であっても、郊外の低価格の分譲地になると、これらがオプション扱いになっています。
ビルトインの食洗器は、25万円~30万円くらい。
キッチンと同じ色柄の純正カップボード(食器棚)は、25万円くらいします。
シャッター網戸
面格子
食洗器とカップボードの2つ揃えると50万円オーバーで、結構高額ですね。
そうなんですよ。
この一覧表の上から6つは、最低限必要で引越し前に取り付けるべきオプションです。
一方、太線から下のオプションは、絶対に必要か?と考えた時には、無くても生活できるオプションになります。
これって、引越しした後でも取付工事可能なんですか?
シャッター、面格子、食洗器、カップボードは、引っ越した後にでも工事できます。
ですので、予算に余裕がなければ、お引越して次のボーナスがでたら、その時に工事するのでもいいかもしれませんね。
DIYや専門業者へ変更することで節約が可能
こういうオプション工事というのは、メーカー純正で取付しないとダメなんですか?
私だったら、自分で取り付けて節約したいと考えてしまうのですが・・・。
もちろんDIYで取り付けられるものは、自分でやった方が、各段に節約できます。
以下の表をご覧ください。
オプション工事の節約プラン
オプションの節約プラン例
これは、オプション工事の節約プランです。
例えば、網戸はネットで購入すると、10万円位~取付可能です。
ただ、アーネストワンのように、ネットより割安な価格設定にしている売主もあります。
ネット購入とメーカー純正で、それほど価格差がないのであれば、採寸などの手間を考えると、網戸に関してはメーカー純正の方が良いと思います。 どちらを選ぶかは、よく比較検討して選ぶ必要があります。
カーテンレールは、ホームセンターなどに行くと、1窓1000円ちょっとで購入できます。
電動ドライバーを用意すれば、自分で取付できますので、1万円くらいあれば十分足ります。
こういうものは、商品代というより工事費(人件費)の方が高いので、ご自身で取付をチャレンジすると節約できます。
カーテンは、わざわざオーダーカーテンにしなくても、ニトリやホームセンターの既成サイズでもラインナップが豊富なので5万円以下で十分揃うと思います。
照明器具もネットやホームセンターで購入すると3万円で揃うと思います。
エアコンなどは割安の専門店を使う
ただし、問題はエアコンです。
やはり、現在、世界的な半導体不足で、今年に入り、エアコン自体が割高になっています。
商品をこだわらなければ、量販店ではセールやキャンペーンなどで割引が効くものがあるので、そのような商品を選ぶと良いと思います。
ただ、品薄で納期に時間がかかるので、物件を契約したら、引渡し前の早い段階で量販店に行って、エアコンを予約するのが良いと思います。
おおよそですが、6畳用で工事費込みで8~10万円、18畳用で20万円位が相場のようです。
今、使っているエアコンも下取りに出さずに、新居でも使うという前提として2台で30万円としました。
この節約プランですと、おおよそ50万円ちょっとで、揃えられます。
太線から下の商品は、メーカー純正ではありませんが、割安でオプション工事を請け負っている専門店を使うと、このくらいの価格でできます。
これで行くと、メーカー純正と比べると、総額でおおよそ60万円位節約できます。
エアコン
60万円は大きいですね。
なにごとも工夫次第ですね。
そういうことです。
オプション費用を住宅ローンに組み入れる
このオプション工事にかかる費用を住宅ローンに組み入れることはできるのですか?
基本的に出来るのですが、場合によっては出来ないことがあるので注意が必要です。
いつも、お話していることですが、年収に対しての返済比率が、審査基準ギリギリの場合は、物件価格100%を超える借入希望額の融資になると、審査が厳しくなります。
例えば
- ・物件価格3,500万円
- ・諸費用300万円
- ・オプション工事150万円
- 合計3,950万円
上記の借入を希望すると、勤務先が上場企業や公務員など安定している職業の人であれば、返済比率が審査基準ギリギリであっても通る可能性が高いのですが、個人事業主や中小企業の人になると審査が通り難くなります。
審査を通りやすくするコツ
この場合、審査を通りやすくするコツや注意点などはありますか?
はい。
諸費用のうち仲介手数料とローン代行手数料が130万円以上かかります。
これらの手数料がかからない不動産会社を選べば、借入金額を減らすことができるので、住宅ローンが組みやすくなります。
それと、オプション工事を住宅ローンに組込むときの注意点ですが、殆どの銀行ではメーカー純正のオプション工事でなければ住宅ローンに組込めない。という点です。
要するに、最後の物件価格の振込先と、オプション工事の振込先が同じでなければならないという事です。
住宅ローン審査が通るかどうかについては
【住宅ローン審査シミュレーション】
モゲ澤せんせいの【モゲチェック】
を利用すると、どこの銀行なら審査が通りやすいかが簡単にわかります。
ぜひ一度、試してみてください。
前半は以上とさせて頂きます。
YouTube登録者数が14,300人を超えました
おかげさまで、チャンネル登録者数が、14,300人を超えました。
多くの人たちにご視聴頂けて本当に嬉しいですし、感謝です。ありがとう御座います。
これからも、住宅の購入を検討している人や、既に購入した人にとって役立つ情報をお話させて頂きますので、引き続き宜しくお願いします。
【教えて!不動産の知恵袋】
後半も宜しくお願いしますね。
- 住宅ローン お役立ちツール
- ・住宅ローン審査シミュレーション
- ・住宅ローン金利シミュレータ
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