某パワービルダーの新築(東京都内)で床下の断熱材施工不良を発見


床下の断熱材施工不良

こんにちは。ゼロシステムズ代表の田中勲でございます。
今朝は、東京都内で新築された某パワービルダーのホームインスペクション(住宅診断)をしました🔍


【住宅診断の結果、買わないという選択肢】
床下の断熱材施工不良や他にも雑な施工が目立つ物件でした
まだ、契約前の検討段階でしたので、この物件は契約しないことに決めました。
新築一戸建ては一生で最も高価な買物の一つですので、どうせなら雑な物件より丁寧に造られた物件を購入したいですよね。
ゼロシステムズの内覧&住宅診断では、その見極めが出来ます💡

【床下のチェックポイント】
私どもでは、必ず内覧時に床下をチェックします。
キッチンや洗面所の床には、通常、床下収納庫や点検口が設置されていますので、そこから床下の状態を確認することができます。

正しい床下断熱材の施工例

床下を診断する時には、主に下記事項をチェックします。

1.給排水管からの水漏れがないか?
2.湿気などによる結露がないか?
3.基礎の通気は取れているか?(床下断熱の場合)
4.床下の断熱材は適切に施工されているか?(床下断熱の場合)
5.基礎にクラックがないか?
6.ゴミや残留物が放置されていないか?

今回の新築では、上記4.床下の断熱材が適切に施工されていませんでした。
具体的には、断熱材の一部の施工が雑で、重力に負けて断熱材が垂れ下がっていました。
この状態では、断熱が不完全となります。
【住宅性能評価書は欠陥がない証明ではない】
この物件の売主は、某パワービルダーによる施工ですので、住宅性能表示制度で断熱等級5と認定長期優良住宅を取得している新築(建売住宅)です。
しかし、証明書上は性能が優れていても、現場の施工がいい加減ですと、実際は表記の性能がない欠陥住宅と言えます。

ゼロシステムズの住宅診断では、内覧からお引渡しまで合計4回の住宅診断を実施しますので、このような欠陥を見逃がしません。

【 ご利用の流れ 】~完成物件の購入を検討中の場合


ゼロシステムズ バナー