さいたま市で外国籍のお客様とタクトホームの新築を内覧立会い&住宅診断
今朝は、さいたま市でタクトホームの工事中の新築現場を内覧立会&住宅診断
建築途中の現場で住宅診断
お客様と待ち合わせ時間よりも1時間くらい前についたので、先に住宅診断を開始しました。
床下、天井裏、鉛直(垂直)など、建築途中の現場で独り黙々と住宅診断を行ないました。
■浴槽断熱材の一部に欠け
浴槽を保温する断熱材の一部が欠けていました。
もし、この物件でお話が進む場合は、売主へ指摘することになります。
■防火違反のチェック
天井裏を見るポイントは、換気扇ダクトや石膏ボードの防火違反のチェック。
今回の物件では問題点はありませんでした。
■鉛直のチェック
赤外線レーザーレベラーによる鉛直測定
垂直とは床に対して直角が取れているかという意味ですが、鉛直とは、重力に対して垂直かどうかという意味です。
今回の物件では鉛直が取れていて問題ありませんでした。
是正が大変な大きな不具合もなく、比較的丁寧に造られている現場でした。
永住権ある外国籍の方の住宅ローン
それにしても日曜日の建築現場は、職人さんがお休みなので静かです。
そうこうしているうちに、お客様がご到着。
ご主人さまは、スラっとカッコ良いアメリカ国籍の人、奥様は日本人、そして、まだ保育園のお子さんは、当然ハーフで可愛らしい男の子でした。
内覧をしながら物件を見るポイントや住宅診断で気づいた点のご説明をひと通りして、その後は、住宅ローンのご説明も、その場でしました。
既に、住信SBIネット銀行で住宅ローンの仮審査が通っているということでした。
最近では、外国籍の人も日本で住宅ローンを組む人が増えてきました。
よく、永住権がなければ住宅ローン審査は通らないと言いますが、確かに、永住権があれば、外国籍の人でも日本人と同様の審査となります。
ただ、永住権がなくても『日本での定住性』が認められれば、住宅ローン審査が通る可能性があります。
例えば、配偶者が日本人、お子様が居る、日本の企業に長く勤めているなど、総合的に判断して『定住性』があると銀行が認めてくれれば、住宅ローン審査のテーブルにのる可能性があります。
具体的には、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などメガバンク系は、永住権がなくても定住性を考慮して総合的に判断してくれます。
ただし、やはり永住権がないと、自己資金比率や返済比率、優遇金利などの見方は厳しくなりますので注意が必要です。