不動産業界の常識は社会的に非常識?
物件を契約日の直前まで売り止めならない
契約日直前まで売止めにしないのは不動産業界的に常識なんですけど・・・
新築の建売住宅を内覧して、気に入って買おうと決断したら、通常は、不動産購入申込書(買付証明書)を記入して、仲介業者経由で売主に購入意思を伝えます。
値下げ交渉があるのであれば、この買付証明書を売主に提出する段階で行います。
価格の折り合いがついたら、ゼロシステムズでは、住宅診断、耐震診断、それと同時に市役所に出向いて物件調査を実施します。
その後、重要事項説明書を作成して、事前にそれらの情報を買主にお送りしてから、売買契約日を迎えるとうい流れになります。
そのため、内覧した当日や翌日に契約するという強行スケジュールを組むことは出来ません。
しかし、多くの不動産仲介会社や建売業者は、そのようなプロセスを踏まずに、内覧した当日や翌日に契約しようとしますので、当日で一週間後の日曜日に買付証明書を提出すると、売主からは『契約予定日が遠いので物件を止められません』と言われ、売り止めにしてもらえないことが多々あります😥
特に飯田グループホールディングス、ケイアイスター不動産、ホークワン(オープンハウスグループ)は、そのような傾向が強いです。
先に買付証明書を提出しても他に売られる可能性
先に、当社から飯田産業に買付証明書を提出して契約準備を進めていたのですが、契約予定日2日前の夜に他社から買付が2番手として入り、その顧客が翌日に契約するからと言う理由で、それ以前に入れていた当社の1番手の買付を断られてしまいました。
ご購入する気が満々のお客様に対してご購入できない可能性が高くなったと事情を説明するというのは辛いものです。
はじめてマイホームを購入しようというユーザーにとっては精神的にもキツイと思います。
結局、2番手が流れて最終的には、当社で契約することになりました。
建売住宅の買付証明書を提出するとこのようなことがあるので注意が必要です。
あっ!あと、大手仲介不動産会社の中古物件でも、大手特有の囲い込み問題のせいで、買付証明書を提出しても買えないということもあります。
これについては、また、後日お話しますね。