【住宅診断】建売住宅ってどうなの?欠陥住宅は案外多い。
新築の品質と不具合。住宅診断をするタイミング。
建売住宅ってどうなの?欠陥住宅は案外多い
~新築の品質と不具合 / 住宅診断をするタイミング~
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FM76.7MHzフラワーラジオ にて毎週放送!
レギュラー番組:『不動産せんせい田中の教えて!不動産の知恵袋』
第428-1回目 (2022年10月13日放送分 前半)となります。
今回の話題
建売住宅ってどうなの?欠陥住宅は案外多い
~新築の品質と不具合 / 住宅診断をするタイミング~
以下は、動画の内容に関連した情報です。
より詳しく知りたい方は、是非動画をご覧ください。
ラジオリスナー様からご質問
FM鴻巣フラワーラジオ、不動産せんせい田中の教えて!不動産の知恵袋。
本日は、フジコさんがお休みですので、私サッシーが番組MCをさせて頂きます。
田中先生!
本日も宜しくお願いいたします!
よろしくお願いします
早速ですが、田中先生!
リスナーの皆さんから、ご質問がたまっていますので、ご回答をお願いします!
建売を購入する時の住宅診断をするタイミングについて
いつも動画配信ありがとう御座います。
本当に勉強になります。
新築一戸建てを検討していますが、建売住宅というのは、どうなのでしょうか?
この前、飯田産業の新築を内覧した時に、不動産の営業の人に
「床下や天井裏を見たい」と言ったら
「買付を書いて購入する前提じゃないと、その要望には対応できません。」
と断られてしまいました。
フローリングに硬い物をぶつけたような傷もあり、品質に不安をおぼえました。
田中先生も買付を出して契約する前提じゃないと住宅診断をしてもらえないのでしょうか?
建売を購入する時の住宅診断をするタイミングについて教えて下さい。
宜しくお願い致します。
ラジオネーム 健介 さんからのご質問
ラジオネーム「健介」さんご質問ありがとう御座います。
飯田産業の建売を内覧したのですね。
新築物件を内覧すると、細かい傷を、たくさん発見することがあります。
新築でも細かい傷を発見することがある
新築なのに傷があるのですか?
工期に余裕がない突貫工事の現場だったり、工事中の養生が雑な現場はキズなどが多いです。
表面上のキズや汚れの類は、完成後にリペア業者さんが補修をするので見た目は綺麗になります。
そのため住宅診断では、キズ自体の有無はそれほど重要視しません。
確かに、リペア業者さんは器用に直しますからね。
そうなんですよね。
ただ、表面上のキズなどが多い物件では、工事中の監理が行き届いていない可能性が高いです。
住宅診断をするときには、要注意物件と言えます。
なるほど。
内覧をした時に、ユーザーが見てキズなどが目立つ新築の場合、私達、住宅診断のプロがチェックすると、表面上の傷や隙間の類は30ヵ所以上発見します。
キズなどを発見した場合は、図面にチェックして、引渡しまでに是正するよう売主側に依頼します。
表面所の不具合は、補修すれば綺麗になりますので、キズそのものは、私たちの感覚で言うと大きな問題という認識はありません。
ただし、そのような新築は、床下や天井裏などの隠れた部分に不具合を抱えている場合が多いので注意が必要です。
田中先生は、以前からおっしゃってますよね。
住宅診断は購入契約前に実施しましょう↓
住宅診断は購入契約前に実施しましょう~新築でも欠陥や不具合は存在します~
引渡し前に『隠れた不具合』を発見する
- ・床下の断熱材や通気の施工不良
- ・石膏ボードのビスピッチ不足(耐震不足)
- ・壁内の断熱材施工不良
- ・防火違反
表面上の傷よりも、むしろ、このような隠れた不具合の方が問題です。
ゼロシステムズで建築士やホームインスペクターが、このような不具合を発見すれば、お引渡しまでに是正するように売主側へ依頼するので、大ごとにはなりません。
むしろ、お引渡し前に処理が終われば、買主にとって『安心』と言えます。
しかし、住宅診断をしないで、隠れた不具合に気づかず、引渡しを受けてしまって、引越し後に買主として隠れた不具合を発見してしまうと、それはもう『欠陥住宅』という『大ごと』に発展する可能性があります。
確かに引渡し後に発見したら『欠陥住宅』ですね~。
ゼロシステムズへ寄せられるトラブルの相談の約半数が、
『購入時に住宅診断せず、引渡し後に欠陥を発見して、売主側と揉めている。』
というケースです。
せっかく新居を手に入れても、欠陥トラブルになったら精神的に辛いですね。
そうですね。
欠陥住宅の相談をしてくる人は
「今の新築は、欠陥住宅なんてないと思っていた・・・。」
「有名なハウスメーカーだから大丈夫かと思った・・・。」
このような事を言われます。
しかし、住宅診断をする立場で言いますと、有名な注文住宅系のハウスメーカーであろうが、ローコストの建売住宅だろうが、欠陥住宅はあります。
ハウスメーカーの会社名を信頼して注文住宅を建てても、欠陥住宅トラブルは起こりうる。と言うことなのですね。
はい。
そういうユーザーから相談はたくさんあります。
今の新築でも、そんなに欠陥住宅の相談があるのですか?
ありますよ。
欠陥住宅トラブルになると、当然ハウスメーカー側は、表立って公表しません。
ユーザー側も、あえて自分の家が「欠陥住宅です。」と公表する人は少ないです。
そのため、世の中には、あまり認知されていないのが実情です。
なるほど。
ゼロシステムズで新築を住宅診断して、何らかの欠陥を発見する割合は、10年前と今を比較しても、全く減っていません。
そうなんですね。
有名ハウスメーカーでも、ローコスト建売住宅でも、欠陥住宅はあります。
ゼロシステムズの住宅診断について
引渡し前に4回の診断を実施
今回のご質問であった住宅診断をするタイミングですが、ゼロシステムズが住宅診断をするタイミングは・・・
1回目:内覧時
物件を内覧するときは、購入するか?しないか?が確定していない状況です。
そのタイミングでは、物件が気に入るかどうか?ということが一番重要なポイントですが、その検討している物件が、欠陥住宅ではないか?という事も、心配なポイントですよね。
そうですよね。
私どもでは、内覧時に、赤外線サーモグラフィや金属探知機などを駆使して建物に一切キズを付けないようにして、住宅診断をおこないます。
当然、床下や天井裏なども診ます。
例えば、床下を見る時には、コンクリートのひび割れ、通気、含水率、断熱材の施工状況などを確認します。
ゼロシステムズの住宅診断内容↓
ゼロシステムズの住宅診断の内容紹介
ゼロシステムズでは、お引渡しまでに合計4回、住宅診断をおこないます。
1回目:内覧時
2回目:購入申込後契約する前
私たちは、この2回目の住宅診断を、一番細かく行います。
3回目:ご契約後お引渡し前
1回目と2回目の診断で、欠陥住宅ではないという事を確認しましたので、3回目では、ゼロシステムズのスタッフが掃き掃除、拭き掃除をしながら、傷、汚れ、隙間など表面上の不具合を見つけ出します。
一見、綺麗に見える新築でも、私たち住宅診断のプロが真剣に探すと、30ヵ所以上発見することがあります。
これを、お引渡しまでにリペアして頂くように売主側に依頼します。
ゼロシステムズご利用の流れはこちら↓
【 ご利用の流れ 】~完成物件の購入を検討中の場合
【 ご利用の流れ 】~ 未完成物件 ( 更地や建築途中 ) の購入を検討中の場合
徹底してチェックするのですね。
でも売主側に嫌がられませんか?
そうですね。
確かに良い顔されないこともあります。
ですが、過去に何度か取引している、ゼロシステムズのやり方を知っている売主担当者さんになると、『私どもが引渡し後のトラブルを防いでいる。』という実績を理解していただき、協力的な売主も増えてきました。
確かに、買主だけでなく売主側にとっても悪いことではありませんよね。
そうなんです。
お引渡し前に是正すれば後々のトラブル防止になりますからね。
ちなみに4回目の住宅診断というのは、どいうったものですか?
4回目の住宅診断
3回目の診断で、発見した不具合が、きちんと是正されたかを確認するための診断です。
これは、お引渡し日の1~2日前に行ないます。
普通、住宅診断というと『プロに1回だけ見てもらう』というイメージでしたが4回も行うというのは、徹底していますね。
はい。
プロであっても、1度だけの住宅診断では、不具合を見落とす可能性があります。
そこで、ゼロシステムズでは、
・ホームインスペクターと宅建士の資格がある私(田中)
・一級建築士、一級施工管理技士、宅建士の資格がある金子
・赤外線建物診断技能師と宅建士の資格がある野方
の3名の複数の目で、合計4回の住宅診断をおこないます。
そのため、ゼロシステムズは、普通の不動産会社と違い、購入後に欠陥住宅トラブルになることは皆無と言えます。
首都圏で住宅購入を検討している人は、ぜひ、一度、ゼロシステムズへお問合せください。
皆さまとお会いできる日を楽しみしています。
田中先生ありがとう御座いました。
凄いですね!
プロの集団って感じがします。
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