某パワービルダーの断熱材施工が雑な件

断熱材が重力に負けて落ちている…。

床下は綺麗に施工されています。
こんにちは。ゼロシステムズ代表の田中勲です。
本日は某パワービルダーの新築一戸建てを住宅診断しました🔍
【床下の施工は良い感じ】
まずは、床下を確認して、コンクリートクラック有無、通気、含水率、断熱材、給排水管水漏れ有無などをチェックして問題なし。
【天井裏の断熱材施工は雑…】
次に天井の点検口から天井裏を確認🔍 断熱材の施工が雑です😰 写真を見て頂くとわかるように、固定が不完全なため重力に負けて落ちてきています。
この断熱材の上側(裏側)は、2階のベランダ(外部)です。 外部と内部の境目には、熱を遮るために断熱材が必要です。
しかし、そこに隙間があると断熱材の本来の性能が発揮できませんので、お引き渡しまでに売主に是正を依頼します😊
【住宅性能評価書があっても欠陥住宅でない証明ではない】
住宅性能評価書は欠陥住宅でない証明ではありません。
パワービルダーの新築は、住宅性能評価で断熱等級4や5を取得しているため書面上では性能が優れていますが、雑な施工の現場では、設計上本来あるべき性能を満たしていない物件も少なくありません😥
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