手付け金100万円を放棄→改めて飯田産業の新築をご契約
手付金を放棄してマンション契約を解除
本日は、飯田産業でN様のご契約手続きでした。
N様は既に新築マンションをご契約していたのですが・・・
- ・将来のランニングコスト
- ・お子様の成長
そして、マンションの契約で支払った手付金100万円を放棄して、改めて新築一戸建てを契約することにしたとのことです。
手付金100万円を放棄してマンションの契約を解除するというのは、相当な苦悩があったものとお察しします。
そこで今回は、『手付金解除』について解説いたします。
※この記事は2023/03/09に公開した つぶやき記事 の更新版です。
手付金とは契約を繋ぎとめるための重し
不動産を契約する時には、買主は売主に手付金を支払う必要があります。
手付金とは、『解約手付』とも言われ、契約時に買主から売主に支払われます。
万一、買主側から契約を解約する場合は、買主は、支払った手付金をそのまま売主に渡す事により、契約を解除できます。
逆に、売主側から契約を解除する場合は、売主は、買主が支払った手付金の2倍額を支払う事により、契約を解除できます。
つまり、手付金が、売買契約を繋ぎとめるための重しとなります。
契約を解除する場合
・買主から解除 → 手付金は戻らず、そのまま売主へ渡す。
・売主から解除 → 買主が支払った手付金の2倍額を買主に支払う。
一般に新築の建売住宅を購入時には、100万円~売買価格5%の手付金が必要になります。
ただし、自己資金が少ないユーザーの場合は、売主との交渉次第では手付金50万円くらいで契約をすることができます。
売買契約について詳しく知るには↓
不動産売買契約書のチェックポイントを解説 ~予め理解を深めておくことで緊張や不安を解消
契約内容の理解力が高い買主様でした
N様は、手付放棄で解約するにあたって、改めてマンションの売買契約書と重要事項説明書を隅々まで熟読したとのことでした。
重要事項説明をしていて感じたのですが、はじめて不動産売買契約をする人と違って、契約内容の理解力が非常に高いと感じました。
『手付金100万円を放棄する』という大変な経験をされ、契約書を熟読したことが、しっかりとN様の知識として身についていたようです。
N様のような方なら、大変な経験も無駄にはなりませんね。
今回、ゼロシステムズを利用していただいて、新築一戸建ての契約となりましたので、仲介手数料 約125万円が、0円になりました。
手付金100万円を放棄した分のマイナスを埋めるために、少しはお役に立てたかと思っております。
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仲介手数料無料で購入する方法 ~ 新築一戸建ての仲介手数料が無料になる仕組み
最後まで同席したかったのですが、ラジオ放送の時間が迫っていたため、途中で当社の海老原氏に引き継いで途中退席させていただきました・・・。
次回、N様にお会いするときは、もう少しゆっくりとお話を伺いたいです。