【不動産Q&A】ヤバい物件・ヤバい営業マン・リスナーからの質問10個に回答！

後半は､
リスナーさんからのご質問が溜まっておりますので､時間が許す限り､お答えしていきます｡

今回は､全部で10個の質問にお答えします｡

限られた時間内で､たくさんのご質問にお答えするために､ご質問内容は､少し簡略化しています。
質問によっては､回答を箇条書きとさせていただきます。
何卒、ご了承ください。

それでは､フジコさん｡
ご質問のご紹介をお願いします｡

ラジオネーム：URさん
ご質問ありがとうございます。

回答

• ・引き違い窓は､建付調整が不完全だと音がなることがある。
• ・床下が汚い物件がある｡
• ・欠陥住宅とは限らないが､これで完成としている物件であれば､現場監督の能力不足で､他にも不具合があることがある｡
• ・現場監督の能力不足は､現場の職人にも察知され､モラルがない職人であれば､「この監督なら大丈夫だろう｡」と手抜きをすることがある｡
• ・特に見えない箇所､石膏ボードのビスピッチ､小屋裏の防火､断熱材など手抜きされると素人にはわからない｡

結論

欠陥住宅を簡単に見分けるポイントはありません｡
表面上に不具合が多い物件では､隠れたところも手抜きされている可能性があります｡

ラジオネーム：津軽さん
ご質問ありがとうございます。

回答

• ・むやみにアンケートに答えるべきではない。
• ・名刺を見たときに､宅建士などの資格があるかどうか？
  　本気で不動産業界で生きていこうということなら､宅建士は持っているはず｡
  　持っていないと､民法､宅建業法､建築基準法､都市計画法など専門的な知識がない可能性がある｡
• ・不動産業界は､他の業界よりも離職率が高く､すぐに担当営業がいなくなる｡
  　-見分けるポイント-
  　何気ない会話の中で職歴を尋ねてみる｡
  　宅建士を持っていないうえ､実は､別の業界から転職して数ヶ月みたいな人もいる｡
  　そのような営業マンの知識は､エンドユーザーとあまりレベルが変わらない｡

しつこい営業を断るときは､｢連絡しないでください｣とはっきり言えば良い｡
それでもしつこく連絡してきたら､「家を買うこと自体をやめた｡」と言えばよい｡

以上です。

ラジオネーム：AAAさん
ご質問ありがとうございます。

回答

• ・値引交渉は､ケースバイケース｡
  　人気物件を値引交渉していると､他のユーザーに取られる可能性がある｡
• ・売主の規模が大きな会社の物件は､完成して売れ残っていれば値引交渉に応じてくれる可能性はある｡
• ・売主が地元系の中小企業の場合は､一切値引交渉を受け付けないという強気の会社もある｡
• ・物件価格の割合で何パーセント値引きして欲しいというユーザーが中にはいるけど､そういう値引交渉の仕方は相手にされない｡
• ・値引交渉は､しっかり検討して､購入するという意思を売主に伝えるための不動産購入申込書(買付証明書)を提出するときに行なう｡

以上です。

ラジオネーム：鈴木さん
ご質問ありがとうございます。

回答

• ・長持ち度合いは注文と建売も同じ
  　鉄筋コンクリートのマンションでも木造住宅であっても､修繕工事をしっかり行えば､同じくらい長持ちする｡

以上です。

ラジオネーム：マインさん
ご質問ありがとうございます。

回答

• ・上から見て､出っ張り引っ込みがない四角い家｡
• ・四角い家で､さらに､上からみて出来るだけ正方形に近い家｡
• ・今の耐震は壁量バランスが重要｡
• ・住宅性能表示制度の耐震等級3があれば基本的に大丈夫｡
  　※ケイアイスター不動産やオープンハウスグループのホークワンなどは耐震等級をとっていない｡

ゼロシステムズでは､一般診断法による耐震診断を必ず実施｡
地震に強い家と弱い家を数値的に見分けることができます｡

以上です。

ラジオネーム：夢ママさん
ご質問ありがとうございます。

回答

私は個人的に2階リビングはアリだと思います｡
むしろ『すごく良い』と思います。

• ・2階リビングは陽当りも良い。
• ・外からの目線も遮られるのでプライバシーを守るためにも良い。
• ・1階が広いリビングよりも､洋室が複数ある方が壁が多くなるので耐震性能も強くなる。

以上です。

ラジオネーム：チンチラさん
ご質問ありがとうございます。

回答

• ・今のシステムバスルームは防水性が優れているため､水漏れの心配はない｡
• ・新築時に､最初から2階にバスルームを設置する計画であれば問題ない｡

以上です。

ラジオネーム：オレンジロードさん
ご質問ありがとうございます。

回答

• ・短期保証2年
• ・シロアリ5年
• ・構造体と雨漏りは長期保証10年

基本的に､このように決まっています｡
これは､建売住宅に限らず､注文住宅であっても同様です｡

解説

新築マンションであっても､専有部分の保証は､2年の短期保証で同じです｡

新築一戸建てでは､30年保証や35年保証がついている物件もあります。
これは､そのハウスメーカー指定の定期点検を受けて､シロアリ防蟻措置や外壁塗装などを有償で依頼すればついてくる有償延長保証です｡
この有償延長保証は､10年ごとの外壁塗装などが条件になるので正直､高くつきます｡

建物を長持ちさせることが目的であれば､
『この時期が来たから修繕工事をする｡』というのではなく、
『定期的に診断して､劣化度合いに応じて修繕を行なう｡』方が、
経済的に長持ちさせることができます｡

以上です。

ラジオネーム：ポムさん
ご質問ありがとうございます。

回答

木造2階建ての許容支持力は20KN/㎡(2トン/㎡)3階建てでは､30KN/㎡と(3トン/㎡)となります｡

スクリューウェイト貫入試験では､建築予定の建物の四隅の真ん中にスクリューポイントを差し込んで､深さ25cmごとの土の硬さを調べます｡

詳しくは以下のページをご参照ください。

ラジオネーム：きっしーさん
ご質問ありがとうございます。

回答

• ・お部屋の隅のことを入隅と言います｡
  　入隅部分のクロスは隙間ができやすい｡
  　特に､2階や3階部分の入隅は､地震や車の振動の影響で隙間が出やすい｡
• ・暖かい季節に完成した物件は､寒い季節になると収縮/乾燥するので､ある程度の隙間は仕方がない｡
• ・下手なクロス屋さんや､下地が雑だとクロスの凹凸や隙間が出やすくなる｡
  　内覧時にチェックして心配であれば､住宅診断を入れた方が良い｡

以上です。

今回は建売住宅についての質問に特化して答えさせて頂きました｡
新築一戸建ての購入を検討している人の､お役に立てれば､凄く嬉しいです｡

皆さまからのご質問をお待ちしております｡
質問箱､YouTubeコメント欄に書き込んで頂ければ､必ずお返事をするようにしていますので気兼ねなく書き込んでください｡