【建売住宅】2025-2026パワービルダー徹底比較!飯田グループ・ケイアイスター・ホークワンの違いを解説!

今回のテーマ『建売メーカー御三家 徹底比較!』

【建売住宅】2025-2026パワービルダー徹底比較!

どこで買うべきか?——
人口減少と言われる中でも、毎年10万棟以上の新築分譲住宅が、建てられています。
見た目は似ていても、仕様はメーカーによって大きく異なります。
断熱性能 / 耐震性能 / 補助金 / 保証期間
品質に問題がないか不安に感じたことはありませんか?
今回は 飯田グループ / ケイアイスター / ホークワン の主要建売メーカーを比較して、価格だけでは分からない、それぞれの特徴について徹底解説していきます

サムネイル-中島
中島

今回のテーマは、
『建売メーカー御三家 徹底比較!』
ということで、今回もよろしくお願いします!
『御三家』って響きがいいですね。この御三家って、どこになるんですか?

サムネイル-田中
田中

はい。 今回は、 飯田グループ(6社) / ケイアイスター / ホークワン(オープンハウスグループ) を『御三家』として比較していきます。

サムネイル-中島
中島

よろしくお願いします!


※記事はラジオ収録用の原稿を元に要約しております。そのためYouTube動画と内容が異なる部分がございます。


パワービルダーの基礎知識と御三家紹介

中島: まずパワービルダーについて、軽くおさらいしていきましょう!


田中パワービルダーとは、年間数千棟分譲する建売メーカーのことを言います。今回ご紹介する建売メーカー御三家は、まさにパワービルダーと呼ばれるメーカーです。


御三家の顔ぶれ

田中: パワービルダーの最大手が、飯田グループホールディングスです。
飯田グループは、飯田産業 / 一建設 / 東栄住宅 / アーネストワン / タクトホーム / アイディホーム の6社で構成されています。
飯田グループ以外のパワービルダーには、オープンハウスグループのホークワンや、近年、郊外で勢力を伸ばしているケイアイスター不動産があります。

■スケールメリットの強み

中島: 飯田グループに関して言えば、年間で約4万棟も分譲していますよね!


田中: そうです。パワービルダーは設備や建材を大量に仕入れますので、一棟一棟を安く建築できます。


  • ・パワービルダー=年間数千棟を分譲する建売メーカーです。
  • ・『パワービルダー』は和製英語の呼称です。
  • ・御三家の比較対象は 『飯田グループ』『ケイアイスター』『ホークワン』です。
  • ・飯田グループは6社(飯田産業 / 一建設 / 東栄住宅 / アーネストワン / タクトホーム / アイディホーム)で構成されています。
  • ・飯田グループは年間約4万棟で最大手です。
  • ・大量仕入れにより一棟あたりの建築コストを抑制します。



建物性能の比較(断熱・耐震・省エネ)

中島: 建売住宅と聞くと見た目が、なんとなく同じように見えて「どれも同じなんじゃないか?」という印象を持っている方も多いかもしれませんよね。


建物性能比較の概要

田中: そうかもしれませんね。
でも実際は、それぞれの会社ごとに断熱性能や耐震性能が全然違うんです。住宅の価格によっても、違う部分がありますが、他にも補助金の有無や、家の作りが丁寧か雑かなど、各社それぞれの特徴があるんです。
まずはこちらをご覧ください。


S070-建物性能比較

建物性能比較表

田中: こちらはパワービルダー各社の建物性能を比較し、表にまとめたものです。


中島: この表を見れば、各社の性能を具体的に比較できて良いですね!


認定長期優良住宅の普及

田中: 直近で大きく変わった点は『認定長期優良住宅』を取り扱う建売メーカーが増えてきたことです。


中島: 確かにそうですね!
以前は東栄住宅と一建設だけでしたが、アイディホームとタクトホーム、それにケイアイスターも取り扱うようになったんですね!


田中: そうなんです。
ケイアイスターグループの一部で、長期優良住宅の認定を受ける物件が出始めました。ただし、すべての物件が長期優良住宅になったわけではありません。
今後は各社とも長期優良住宅を増やしていくと考えられます。


断熱性能の進化

田中: 省エネ性能は各社とも少しずつ進化しています。特にアイディホームは断熱等級が5〜6で、公式サイトでも『断熱等級6を取得』と公表しています。
ですが、一部は断熱等級5の物件もあるため、この表では総じて5〜6と表記しています。


中島: 今後は他の建売メーカーも断熱等級6の物件が主流になっていきそうですね!


耐震性能の違い

田中『地震への強さ』を見ると、飯田グループ各社は耐震等級3を取得しています。さらに制震ダンパー的な金物を標準で備えるのはアーネストワンと東栄住宅です。


中島: 以前はアーネストワンだけでしたが、今は東栄住宅もついているんですね。
ホークワンとケイアイスターは耐震等級を取っていないんですか?


田中: そうですね。ホークワンとケイアイスターは耐震等級を取っていません。


書類と住宅ローン控除申請手続きの違い

中島: ホークワンの一次エネルギー消費量等級が△になっているのが気になります。


田中: ホークワンの一次エネルギー消費量等級が△になっている理由を説明します。
飯田グループは住宅性能評価書を事前取得しているため、住宅ローン控除の手続きがスムーズです。
一方、ホークワンとケイアイスターは、この評価書の代わりに『住宅省エネルギー性能証明書』を売主へ発行依頼する必要があり、手数料が約5万円かかります。


中島: つまり、飯田グループは書類が最初から用意されていて、ホークワンとケイアイスターは必要に応じて有料で発行するわけですね!


田中: その通りです。ホークワンとケイアイスターは物件を引き渡した後に、これらの証明書類が買い主の手元へ届く流れです。


中島: なるほど。そんな違いがあるのですね。


耐震診断の重要性

田中: また、ホークワンとケイアイスターは耐震等級を取得していないため、耐震性能を示す書類がありません。


中島: それは不安になりますね!


田中: 一般論として「新耐震基準だから大丈夫」と説明されることがありますが、購入検討者には数値の裏付けが重要です。
そのため、ゼロシステムズでは契約前に住宅診断と耐震診断を実施し、耐震性を数値で確認します。


中島: 新築でも耐震性が数値で分かるのは安心ですね。


田中: ゼロシステムズでは、耐震等級を取得している新築でも、契約前に壁量バランスを再計算し、耐震性を数値化します。


中島: 住宅は一生で最も高価な買い物のひとつですから、専門家による住宅診断を受けてから購入したいですね。


田中: その通りです。


  • ・建物性能比較で各社の特徴を一覧化します。
  • ・長期優良住宅を扱う会社が増加しています。
  • ・アイディホームは断熱等級6を公表しています。
  • ・飯田グループは耐震等級3を取得。
  • ・アーネストワンと東栄住宅は制震ダンパーが標準装備。
  • ・ホークワン / ケイアイスター不動産は耐震等級未取得で、書類は有料での発行となります。



補助金と住宅ローン控除の違い

S070-建物性能比較

建物性能比較表

費用対効果の概要

田中: 次に、この表の費用対効果について解説します。
こちらは私が過去30年、3,000軒以上の物件を売買してきた経験にもとづき、各社の建売住宅のコスパを表にまとめました。
右側の費用対効果を見てください。

■アーネストワン

田中: 飯田グループは6社ありますが、近年は棲み分けができています。 その中で、アーネストワンはローコストの中でもさらにローコストと言えるほどコスト削減に向かっているので安さが◎になっています。 ただし『造り』の項目を見ると△になっています。 これは仕上げが雑ということではなく、設備仕様を評価しています。


中島: 洗面化粧台とかですね?


田中: そうですね。今までちょっと高級な賃貸に住んでいた人がアーネストワンの物件を見ると「賃貸の方が良い物だったかな?」と思われることがあるようです。 そのように最低限の設備仕様で作っているのがアーネストワンの特徴です。

■東栄住宅

田中: 東栄住宅は安さが△になっていますね。これは『高い』というわけではなくて、飯田グループ6社の中で相対的に高級路線に行っているという事なんです。 クロスの張り分け、キッチン、洗面化粧台などの仕様をアーネストワンと比較すると良い物を使っています。グループ内でも100~300万円ぐらい高い価格帯になっていますね。

■アイディホーム

田中: 基本的にアーネストワンに似た造りになっています。 今年に入ってアイディホームは断熱等級6の建物を作り始めました。そうなると必然的に原価が高くなっていきます。

■飯田産業 / タクトホーム / 一建設

田中: こちらは、造り / 安さ 全て○です。 IDS工法を採用している飯田産業とタクトホームは大体似たような感じです。 飯田産業 / タクトホームの2社は、どこで差別しているかというと、外壁の色などのデザインです。特にタクトホームは黒系でスタイリッシュな仕上げになっています。 一建設は、私の経験則ではありますが、近年造りが丁寧になってきているイメージです。

■ホークワン

田中: 造り / 安さ ともに△にしています。 ホークワン(オープンハウスグループ)の場合は郊外の物件が少なく、都内や首都圏寄りの立地の物件が多くなっています。そうなると土地の価格が高くなるため、物件価格が高くなりがちなんです。その上で建物に原価をかけてしまうと、さらに価格が上がってしまうので、造り(仕様)が抑えめになっています。

■ケイアイスター

田中: ケイアイスターは安さを○にしました。 ケイアイスターは物件が売れ残っていると値段を下げていく傾向にあるので場合によっては◎になることもあります。 デザインはとても良いです。天井だけ色を変えるなどクロスの張り分けもされていることがあります。 コンセントも屈まなくても使いやすいよう高めの位置に設置するなど考慮されています。


中島: なるほど! ありがとうございます!


控除・補助金の比較

田中: では続いて、こちらの表をご覧ください。

S070-住宅ローン控除

各社の住宅ローン控除(水色)

■住宅ローン控除の上限

田中: こちらは各社の『住宅ローン控除』と、『子育てグリーン住宅支援事業』の補助金額をまとめた表です。
まず住宅ローン控除の欄を見ます。数値は控除額の上限で、物件の住宅性能や家族構成によって上限が異なります。


中島
・長期優良住宅かZEH水準住宅か?
・子どもがいるか?
・若い夫婦か?
といった条件で金額が変わるのですね。


田中: その通りです。例えば、ケイアイスター不動産で長期優良住宅を子育て世帯が購入する場合住宅ローン控除の上限は5,000万円です。


中島: ケイアイスター不動産には、ZEH水準や省エネ性能の住宅もありますよね?


田中: はい。
ケイアイスター不動産で、子育て世帯でZEH水準なら上限4,500万円。省エネ性能なら4,000万円です。


中島: なるほど!それに合わせて『一般世帯』の上限も変わるということですね!


田中: その通りです。
詳しくは住宅ローン控除シミュレーターをご用意していますので、ぜひご利用ください。
このシミュレーターでは、戻ってくる金額の目安も具体的に把握できます。


子育てグリーン住宅支援事業

田中: 次に『子育てグリーン住宅支援事業』を見ます。
この表に出てくる建売メーカーではGX志向型住宅は対象外のため、長期優良住宅とZEH水準住宅の補助金額を記載しています。


中島
・長期優良住宅は80万円
・ZEH水準住宅は40万円
ですね!


田中: そういうことです。
建て替えの場合も同様で、
・長期優良住宅なら100万円
・ZEH水準住宅なら80万円
です。

■GX志向型の扱い

中島GX志向型住宅の160万円の補助金は、予算到達で終了しましたよね?


田中: はい。ただし、長期優良住宅とZEH水準住宅の補助金は、現時点で予算が残っています。


S070-子育てグリーン住宅支援事業予算

画像引用子育てグリーン住宅支援事業

中島: GX志向型住宅が長期優良住宅の要件も満たす場合、代わりに長期優良住宅の補助金で申請できますか?


田中: 『長期優良住宅』または『ZEH水準住宅』の区分で申請をし直すことは可能だと思います。
GX志向型と長期優良住宅の併用は不可(同時受給不可)です。ただし、区分を変更して申請し直すこと自体は想定されています。
いずれの場合も、長期優良住宅の認定通知書の取得が前提です。さらに『子育て世帯』または『若者夫婦世帯』など対象世帯要件に合致しているかを確認してください。


中島: 要件を満たせば、160万円は受けられなくても、80万円の補助金は貰えるのですね。


田中: はい。子育てグリーン住宅支援事業の補助金シミュレーターも用意しています。
制度は毎年細かく変わるため、ツールでの確認が確実です。ぜひ活用してください。


  • ・住宅ローン控除の上限は住宅性能と世帯条件で決まります。
  • ・ケイアイスターの長期優良住宅+子育て世帯は上限5,000万円です。
  • ・ZEH水準は上限4,500万円。省エネ性能は4,000万円です(子育て世帯)。
  • ・子育てグリーン住宅支援は長期優良80万円。ZEH水準40万円です。
  • ・GX志向型は終了。しかし条件に応じて 長期優良 / ZEH区分 で申請し直せます。



贈与税非課税枠の仕組み

S070-住宅ローン控除

贈与税非課税枠(黄色)

贈与税非課税枠の概要

田中: 次に『贈与税非課税枠』を見ていきます。


中島: 田中先生、そもそも贈与税非課税枠って何ですか?


田中『贈与税非課税枠』とは、例えば住宅を購入するために親から資金の贈与を受ける場合、一定の要件を満たすと贈与税が非課税になる限度額が設けられています。


中島: その要件は住宅性能でも決まるということですか?


田中: 鋭いですね!
新築で 断熱等級5以上 かつ 一次エネルギー消費量等級6以上 なら、非課税枠は1,000万円です。


中島
・ZEH水準住宅 以上なら 1,000万円
・省エネ基準 相当 だと 500万円
ということですね?


田中: その通りです。これは通常の贈与税の基礎控除とは別の特例枠です。


中島: 通常の贈与税は、年間110万円まで非課税の基礎控除があるやつですよね!

■留意点(期間 / 要件の変更)

田中: そうです。適用期間や非課税限度額、要件は税制改正で変わることがあります。現時点では非課税枠が定められていますが、最新要件の確認が重要です。


  • ・贈与税非課税枠は、一定要件を満たす住宅取得資金の贈与に適用される特例です。
  • ・新築で『断熱等級5以上』かつ『一次エネルギー消費量等級6以上』なら非課税枠は1,000万円です。
  • ・省エネ基準相当の場合は非課税枠が500万円です。
  • ・通常の贈与税の基礎控除(年間110万円)とは別枠で運用されます。
  • ・適用期間 / 要件 / 限度額 は税制改正で変動するため、最新要件の確認が必要です。



事務手数料と保証 / 定期点検の比較

S070-住宅ローン控除

子育てグリーン支援事業の事務手数料(ピンク)

田中: 次に『子育てグリーン支援事業』の事務手数料について解説します。


子育てグリーン支援事業の事務手数料

田中: この制度は、メーカーによって申請手続きの事務手数料が大きく異なります。


中島: そうなんですね。手数料がかかるのは惜しいですね!

■メーカー別の一例

田中: 例えば、飯田産業ZEH水準でも88,000円が必要です。


中島: では40万円の補助でも、実質は30万円とちょっとに減ってしまいますね!取りすぎに感じます。
他社は5万円前後が多いですよね?


田中: 確かにそうです。
なお、アーネストワンは事務手数料が不要です。


中島: こういう情報は助かります!


田中: 事務手数料は今後変更される可能性がありますが、現状はこの水準です。


中島: 補助金が貰えないよりは良いですが・・・手数料で減るのは惜しいですね。


田中: 同感です。


保証期間と定期点検の比較

S070-各社保証期間

各社保証期間と定期点検の有無

田中: 大手パワービルダーは概ね30年から35年の有料延長保証を用意しています。
基本は 短期保証2年 / シロアリ保証5年 / 長期保証10年 です。
10年保証は品確法(平成11年施行)に基づき、構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分が対象です。


中島何でもかんでも10年保証されるわけではないのですね。

■延長の仕組みと年数差

田中: 各社の有料メンテナンス(例:シロアリは5年ごと。外壁 / 屋根は10年ごと)を実施すると保証を更新でき、最長30年から35年まで延長されます。

■長期優良住宅と60年保証

東栄住宅ー保証

画像引用東栄住宅

中島: 保証って大体、住宅ローンと同じくらいの期間で保証をつけるようなイメージがありましたけど、東栄住宅の60年保証は長いですね!


田中長期優良住宅は、おおむね100年の使用を想定して計画 / 維持管理する住宅です。東栄住宅は長期優良住宅を扱うため、そのコンセプトに沿った延長保証を用意しています。


中島: 長期優良住宅が増えると、メンテナンスの考え方も変わりそうですね。


田中: 私もそう思います。


無償点検のタイミングと範囲

田中: 無償点検の時期は各社で異なりますが、3カ月から半年で初期点検を行う会社が多いです。
2年点検は短期保証の切れる前に実施し、床鳴りやクロスの剥がれを確認します。
5年目は床下のシロアリ点検。
10年点検では 柱 / 梁 / 基礎の劣化や雨漏り を確認します。


中島: 主要な部分は一定周期で点検されるということですね。

■ケイアイスター不動産の対応

田中: ケイアイスター不動産は部位ごとに保証年数が異なり、20年や30年など区分されています。

■ホークワンの対応

田中: ホークワンは「不具合があれば連絡してください」という方針で、定期点検は設けていません。

■無償点検の範囲

田中: 無償点検は点検費用が無料という意味です。発見された不具合が保証対象なら無償修理されますが、対象外(経年劣化・使用起因など)の場合は有償です。
なお、ケイアイスター不動産は10年目の点検が有償です。
今回は深掘りしませんが、災害も増えているため、保険と合わせて修繕計画を考えることが大切です。


  • ・保証は基本「短期2年 / シロアリ5年 / 長期10年」。有料メンテで最長30年 / 35年まで延長可能。
  • ・無償点検は 3カ月 / 半年 / 2年 / 5年 / 10年 が目安。ホークワンは不具合時のみ対応。
  • ・東栄住宅は長期優良住宅のコンセプトに沿い、最長60年保証を用意。
  • ・ケイアイスターは部位別に保証年数が異なるため、内容確認が必須。
  • ・点検は無料でも、保証対象外は有償修理。災害リスクに備え保険との併用が重要。
  • ・子育てグリーン住宅支援事業の事務手数料はメーカーごとに差がある。飯田産業は88,000円、アーネストワンは無料。



欠陥住宅と施工リスクについて

中島: 今回、建売メーカーの比較を行いました。長期優良住宅を取り扱うメーカーが増え、良い家が今後さらに増えそうですね!
ただ、建物性能が向上しても、欠陥住宅が完全にゼロになるわけではありませんね?


田中: その通りです。設備や性能が充実した物件でも、欠陥や施工ミスは今も発見します。


中島: 夏場は職人不足や猛暑、工期の逼迫が重なり、品質に影響しやすいですね。


田中: そうです。
例えば同じ分譲地の5棟現場でも、担当する大工さんの 経験 / 技量 / 性格 が異なるため、号棟ごとに仕上がりに差が出ます。結果として アタリ / ハズレ が生じることがあります。


中島: マイホームは高額です。ハズレを避けるためにも、契約前に住宅診断を受けるべきですね。


田中: その通りです。契約前に欠陥が見つかっても、引き渡し前に是正されれば問題ありません。直せない欠陥が判明した場合は、購入を見送る判断も可能です。


  • ・建物性能が向上しても施工リスクはゼロではない。
  • ・大工の経験 / 技量 / 性格の差で「アタリ / ハズレ」が生じることがある。
  • ・契約前の住宅診断で欠陥を事前に発見し、是正または購入中止の判断ができる。
  • ・ゼロシステムズは専門家の住宅診断を無料提供。


サムネイル-中島
中島

今回も勉強になりました。
田中先生ありがとうございました。

サムネイル-田中
田中

ありがとうございました!


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