【建売住宅】パワービルダー徹底比較!2025年!本当に選ぶべき物件と避けるべき物件! 飯田グループホールディングス vs ケイアイスター不動産 vs オープンハウスグループ、断熱等級、耐震等級の違い
【建売住宅】パワービルダー徹底比較!2025年!本当に選ぶべき物件と避けるべき物件!
年間、数千棟もの新築一戸建てを分譲する建売メーカーのことを『パワービルダー』と呼びます。
今、注文住宅で4LDKを建築すると、建物価格だけで 2,000万円以上すると言われています。
しかし、パワービルダーが郊外で分譲すると、土地と建物、合わせて 2,000万円を切るような物件も存在します。
耐震 / 断熱 / 住宅設備、そして品質に問題はないのか?
今回は『パワービルダー各社の違い』について、深掘り解説します。
今回のテーマ『2025年 最新!パワービルダー徹底比較』

田中先生、野方さん。
よろしくお願いします。
本日のテーマはこちら!
『2025年 最新!パワービルダー徹底比較』です。
パワービルダーと言っても、色々な会社がありますよね?

そうですよね。
今回のテーマを聞いて『建売マニア』である私が絶対に必要と思って駆けつけました!

野方さん、ありがとうございます。
初めて家を探す方にとっては、どこが良い会社なのかわからないですよね。
早速なんですが、視聴者さんから今回のテーマそのままの質問をいただいたので、ご紹介しますね!
質問:飯田グループ6社の特徴と違いを教えて
こんにちは!
飯田グループって6社あると思いますが、違いって何ですか?
この6社の違いを聞きたくてメッセージを送らせていただきました!
ぜひ、動画で取り上げていただけると嬉しいです!
応援しています!
Pinkyさんからのご質問

Pinkyさん。
ご質問ありがとうございます。

僕も『パワービルダー』と呼ばれる建売メーカーの違いはわかっていないので、ぜひ教えていただきたいです!

承知いたしました!
今回は当社の建売マニア、野方さんに教えて頂きましょう!

おまかせください!
野方さんのプロフィールはこちらです↓
専門家スタッフ紹介
建売メーカーごとに特徴があります

建売メーカーにもいろいろと特徴があります。
また、今年2025年から建築基準法も改正して、省エネ基準(断熱等級4以上)が義務化されます。
構造計算の手間が増えて、建築コストが高くなっています。
断熱や耐震など、法律で義務化された部分はコスト削減できません。
そのため、大手のパワービルダーは他の部分を削ってコスト削減を図っています。

野方さんコラボ回でコストダウンの話を聞きましたね。
実際の写真を元に話してくださって、とても興味深かったです!
コストダウンに関する記事はこちらです↓
【建売住宅】こんな部位までコスト削減!?品質低下と安全性が心配?飯田グループホールディングス&ケイアイスター不動産の実例写真で比較!

そうでしたよね。
実は、どこでコスト削減しているかは、パワービルダーによって全然違うんです。
そこで今回は、最新のパワービルダー事情を野方さんと一緒に解説していきます。

それでは、今回は↓こんな感じで↓進めていきます。
※記事は原稿を元に要約しております。そのため、言い回しなど本編動画と異なる部分がございます。
パワービルダーとは?

まずは『パワービルダーとは?』です。
僕自身、入社するまで聞いたことが無かった言葉なんです。
まずは『パワービルダー』と呼ばれる会社について教えてください!

年間数千棟分譲する建売メーカーのことをパワービルダーと呼んでいます。
ちなみに、パワービルダーは和製英語なんです。
このパワービルダーの最大手が『飯田グループホールディングス(以降HD)』です。

そうなんですね!
飯田グループは年間どのくらい建てているのか?


さて、中島さん問題です!
飯田グループHDですが、年間どれくらい分譲住宅を建てているでしょうか?

1万棟くらいですか??

実はですね・・・。 年間、約4万棟以上も分譲しているんです!

そんなに!?
すごいですね!
■建材を大量仕入れすることで安く建築できる

パワービルダーは設備や建材を大量に仕入れることができますので、一棟一棟を安く建築できるんです。

飯田グループHDは、以下6社で構成されています。
- ・飯田産業
- ・一建設
- ・東栄住宅
- ・アーネストワン
- ・タクトホーム
- ・アイディホーム
飯田グループ以外のパワービルダーには、オープンハウスグループのホークワンや、郊外で勢力を伸ばしてきている、ケイアイスター不動産があります。

たくさん有るんですね。

そうですね。
これらのパワービルダーがローコストで新築の建売住宅を分譲しているのですが、見た目が・・・
- ・外壁はサイディング
- ・屋根はスレートやアスファルトシングル
ですが、会社ごとに断熱性能や耐震性能などが全然違うんですよ。

そうなんですよね。
それ以外にも、
- ・補助金が貰えるか? 貰えないか?
- ・仕上がりが雑か? 丁寧か?

どんな違いや特徴があるのか、聞かせていただきたいです。

それでは次のトピックで、最新のパワービルダーの違いについて比較していきます。
各社 建物性能と費用対効果を比較

それでは『各社建物性能と費用対効果を比較』という事で、解説をお願いします。

まずは↓こちら↓の表をご覧ください。田中先生と一緒に、各メーカーの建物性能を纏めました。
パワービルダーの建物性能比較表

長優 | 認定長期優良住宅を全棟で取得している |
---|---|
断熱 | 全棟で取得している 断熱等級 |
エネ | 全棟で取得している 一次エネルギー消費量等級 |
耐震 | 耐震等級3 を全棟で取得している |
制震 | 制震装置 を全棟で装備している |
造り | 標準設備等の充実度と造りの丁寧さ(印象点) |
安さ | 価格の安さを比較 |

この表を見れば、各社の性能を具体的に比較できますね!

ぜひ参考にしてください!
各社税控除額と補助金額を比較

『各社税控除額と補助金額を比較』ですが、コチラも表に纏めてくださっているんですね!

そうなんです!
各社税控除額と補助金額表

控除 | 住宅ローン控除額の上限 |
---|---|
補助金 | 子育てグリーン住宅支援事業 |
贈与 | 住宅取得資金に係る贈与税の非課税措置 |

2025年に始まる『子育てグリーン住宅支援事業』について、分譲と建替えで補助金額が変わってきます。
分譲住宅を購入する場合と、建替えを行なう場合とで、20~40万円の違いがあります。

なるほど!
補助金についても、表になっていると比較しやすくて良いですね!
ありがとうございます!
各社保証期間と定期点検の有無を比較

続いて『各社保証期間と定期点検の有無を比較』です。
確かに、保証期間って重要ですよね!
パワービルダーの保証比較表

30~35年 長期保証は任意で加入

パワービルダーの場合、30~35年の有料延長保証がついています。加入は任意となります。

「10年保証は法律で義務づけられていますが、期間を延ばす場合は任意」ということですね。
また、ケイアイスター不動産は、部位ごとに保証期間の違いがありますね。
定期点検のタイミングも違います

点検のタイミングも、各社で違いがあります。

2年点検は短期保証の範囲で、保証期間が切れる前に来る点検の事ですね。
5年は白アリの点検。
10年点検は、10年保証の期限が来る前に、雨漏りなどを点検してくれる。
各社でちょっとずつ違いがありますね。
ところで、ホークワンは定期点検が無いのですか?

ホークワンは「不具合有った際に連絡をください」というスタンスですので、定期点検は定めていません。
性能が良くても欠陥はある

次のトピックは『性能が良くても欠陥はある』・・・そうなんですか!?

そうなんです。
建物の性能や設備が充実している会社の物件を選んでも、欠陥が見つかる事があります。

最近は職人さん不足で、工期に追われてミスが起こる事もあるそうですね。

職人さん不足と言われている中でも、毎年、飯田グループだけで4万棟建てています。
全ての物件が、施工不良が全く無いとは言い切れません。

そうなんですね。
建物ごとに別々の大工さんが担当する

同じパワービルダーの分譲地であっても、各号棟で施工する大工さんは違います。
意外に思うかもしれませんが、1つの建物を建てる大工さんは一人なんです。

そうなんですよね。
それぞれの建物で違う大工さんが担当するから、号棟によって仕上がりが良いアタリの建物と、仕上がりが雑なハズレの建物が存在する事になるんです。

ハズレの物件を選ばないためには、契約前に住宅診断をすることが大事ですね。

契約前に欠陥や問題点が見つかっても、引き渡し前に直してもらえれば問題ありません。
直せないような欠陥が見つかったなら、購入を辞める判断もできます。
ですので、契約前に住宅診断を実施することが大切です。

ゼロシステムズで物件を購入されるお客様には、お引き渡しまでに合計4回の住宅診断を実施して、仲介手数料も無料でご案内させていただいております。
ゼロシステムズご案内の流れはこちら↓
【 ご利用の流れ 】~完成物件の購入を検討中の場合

皆さまと、現場でお会いできることを楽しみにしています。

田中先生、野方さん。
今回も大変勉強になりました。
ありがとうございました!
パワービルダー各社の比較(2021年)↓こちら↓もご覧ください
【パワービルダー各社の特徴】飯田グループ・ケイアイスター・ホークワンなど10社を解説
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